あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    割れた・・・(´・ω・`)
    2017年12月18日 (月) | 編集 |
    去年も歯石取りをした時に、齲歯(うし=虫歯)が発覚したワンちゃん

    齲歯 (2)

    詰め物をしてその場を凌ぎました。

    齲歯 (4)

    そのワンちゃんが今年も歯石取りに来てくれました。
    麻酔をかけて見てみると、

    虫歯 (1)

    お! 案外進んでない!

    と喜んだのも束の間、水で歯の穴を濯いでみたら

    虫歯 (2)

    OH!NO! (>_<)
    大丈夫そうに見えたのは食べカスが溜まっていただけ。
    穴が拡がっているばかりか、歯が矢印の所で割れてしまっていました。

    飼い主さんの話では
    「最近硬いものを食べないんですよね~」
    とのこと。
    これは痛いでしょう・・・。(´д`;)

    もう抜くしかありません。

    虫歯 (3)

    このワンちゃん、実は反対の同じ歯の同じ場所が同じように穴が開いていました。
    まだ割れてはいませんでしたが、同じ道をたどるのは明らかです。
    辛くなる前にそちらも抜きました。

    他の歯が比較的綺麗だっただけに、余計に残念です。

    いんちょ

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    慢性鼻炎の原因
    2017年12月07日 (木) | 編集 |
    「鼻がズーズーしている」
    というワンちゃん。
    抗生剤の治療をすると少しは良いのですが、薬が終わるとまたすぐに再発します。

    「もしや?」
    と唇を捲ると、そこには立派な歯石が! ( ̄д ̄;)

    そこで歯石取りをすることになりました。

    穴開いちゃった (1)

    犬歯の歯石は比較的少ないのですが、臼歯にはガッツリと付いています。
    この臼歯は既にグラグラの状態で、残念ながらもう抜くしかありません。

    抜いた後、浮いた歯根で出来た穴に水を注入すると、鼻から血交じりの水が出てきました。
    これは口腔鼻腔瘻という病態で、犬歯で発生することが多いです。

    口鼻腔

    それが今回は臼歯で起きてしまいました。
    穴をしっかり洗浄して消毒して、組織の再生を高める軟膏を充填して終了しました。

    穴開いちゃった (2)

    このワンちゃん、上顎の臼歯がほぼ全滅でした・・・。(´△`)
    しかしきっとこれで鼻炎が治ってくれることでしょう。

    慢性の鼻炎、原因は鼻以外にあるかもしれませんよ。

    いんちょ

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    若いって素晴らしい!
    2017年11月08日 (水) | 編集 |
    10月7日に骨折の手術をした子柴ちゃんが抜ピンの為に来院しました。

    こってつこってつ2
    手術中のレントゲン写真
    骨折した所は黒いラインが見える

    骨折 (2)

    この状態で患肢もバンバン着いて歩いているそうです。
    骨はちゃんとくっついてるかな?
    レントゲンを撮ってみましょう

    こってつ (2)こってつ (1)

    おお~!! 仮骨どころか極太の骨になってる~!!
    これなら大丈夫。
    麻酔を掛けて抜ピンしましょう。

    こってつ (4)こってつ (3)

    骨折ラインは完全に消失。
    ピンが入っていた橈骨も、入っていなかった尺骨もバッチリです。
    着地刺激が骨の治癒を促進することもありますが、流石成長期ですね。
    骨の再生力最強です!

    若いって素晴らしい!

    帰りはギプスもカラーも無く、スッキリした姿でご帰宅しました。

    いんちょ

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    変形性脊椎症
    2017年10月23日 (月) | 編集 |
    雨が降りしきる昨日、選挙以外に行くところが無かったので、予てより気になっていたピノの歯石取りをしました。

    ピノの歯石取り (1)
    これから麻酔されるとも知らないで・・・

    来月で12歳。
    ロープのおもちゃ、歯磨き、時々ハンドスケーラーでの歯石取りで凌いできましたが、奥歯(臼歯)には歯石が溜まってしまいました。

    ピノの歯石取り (2)

    ピノの歯石取り (3)

    ピノの歯石取り (4)

    ピノの歯石取り (5)

    もう限界ですね。(´△`;)
    ここは一つ念入りに歯石取りをしましょう。

    ピノの歯石取り (8)

    ピノの歯石取り (9)

    ピノの歯石取り (6)

    ピノの歯石取り (7)

    歯肉の後退は殆ど無く概ねセーフでしたが、下顎左第一切歯が唯一グラグラのため、泣く泣く抜歯しました。

    抜いた歯 (1)

    抜いた歯 (2)
    食べちゃダメ!


    さて、ついでに検診しちゃおうってことで採血とレントゲンを撮りました。
    血液は問題なかったのですが、レントゲンを診て愕然!

    ピノの脊椎症 (1)

    第9~13胸椎が変形性脊椎症を起こしてる!

    ピノの脊椎症 (2)
    〇印の所が変形している

     <変形性脊椎症>
    一種の老化現象で脊椎関節が変形してしまう退行性病変です。
    関節の軟骨がすり減って変形してしまったり、または脊椎の一部がカルシウム沈着を起こして異常な突起やブリッジができたり、隣り合う脊椎がくっついてしまう病態です。
    肥満や激しい運動、逆に運動不足で背中の筋肉が衰え、脊椎に負担がかかるような要因があると、発症が加速する可能性もあります。


    老化現象 老化現象 老化現象・・・・
    ヽ( ̄□ ̄;)ノ ガーン!

    こういうことにならないように肥満には気を付け、過度な運動はさせず、ソファーの上り下りは極力避け、栄養バランスにも気を付けていたのに・・・。
    いくら気を付けていても「なるものはなる」という悲しい現実でした。。。

    因みに、変形性脊椎症と椎間板ヘルニアを同列に扱っている情報が多いですが、別の病態です。
    椎間板ヘルニアは、飛び出た椎間板が脊髄を圧迫して”痺れ”や”痛み”、”麻痺”を伴う厄介な疾患ですが、変形性脊椎症は骨の変形のみで、可動域の制限は起きますが、通常痛みは伴いません。

    ただし、両疾患が同時に起きることはよくあります。

    いんちょ

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    子柴ちゃん骨折!(>_<)
    2017年10月07日 (土) | 編集 |
    昨日の早朝、柴犬さんが前肢を骨折してしまいました。

    今回も当院オリジナルの固定器(「前肢の骨折」参照)を装着する予定ですが、トイプードルさんやイタグレさんなどの小型犬用の器具は柴ちゃんでも大丈夫か?

    実はこの柴ちゃん、生後4か月で体重は3.2㎏しかありません。
    まだ小型犬サイズなのでした。

    本日の診察終了後に手術しました。

    骨折 (1)

    骨折 (2)

    手術無事終了。

    しかし心配なのは、このワンちゃんが成長期だということ。
    骨折治癒には1か月ほど掛かりますが、その間に骨が成長して伸びます。
    普通のギプスだと成長に合わせて作り直さなければなりませんが、この器具は隙間があるので成長してもテープの張り直しだけでOKです。

    さあ真っすぐに治ってね~。

    いんちょ

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