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    あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    昔のワクチン
    2011年08月01日 (月) | 編集 |
    昨日は父の一周忌でした。早いもので父が亡くなってからもう1年経ってしまいます。

    実家を片付けてくれている兄が、
    「こんな物が出てきたぞ。お前のだろう?」
    と見せてくれたものは・・・・・

    ジステンパーワクチン

    んん? ”CANINE DISTEMPER VIRUS VACCINE”??
    ”犬ジステンパーウィルス・ワクチン”って、こんなの知らないよ。
    箱の裏を見てみると・・・・

    ジステンパーワクチン (1)

    ロットの情報が貼ってありました。

    ジステンパーワクチン (2)

    ”製造年月日 42.2.15”って、もしかして昭和42年? 1942年??
    中身は?

    ジステンパーワクチン (3)

    注射筒と注射針、そして使用済みのアンプルが入っていました。

    これを獣医でない父が持ってたということは、当時はワクチンを個人に渡して打たせていたんでしょうね。
    ロット情報の張り紙にも「注意 医師ら、またはその指示により使用のこと」と書いてあります。獣医師じゃないんだ? 

    ジステンパーワクチン (4)

    現在ではジステンパー1種のワクチンは無く、何種かの混合注射です。「犬コロリ」と恐れられている「犬パルボウィルス感染症」は1976年(昭和51年)以前には報告がありませんから、この当時は当然パルボのワクチンは無く、ジステンパー1種ワクチンで良かったんですね。
    また、1頭分1箱という包装も丁寧です。今はほとんど10頭分が1パッケージになってます。当時ワクチンをするワンちゃんは貴重だったんでしょうか。。。

    いずれにしても歴史を感じる1箱でした。

    いんちょ 

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    テーマ:わんことの生活
    ジャンル:ペット
    コメント
    この記事へのコメント
    当時ワクチンを用意してたってだけで
    どれだけ大切に扱っていたかが分かるね

    「自分でやれることはやる人だけ犬を飼う」
    「自分でやれることはやる人だけ車を持つ」
      :
      :

    それが当然だった時代の方が、いまよりずっとまともな気がする
    2011/08/02(Tue) 11:04 | URL  | せんせい #-[ 編集]
    >せんせい
    猟師にとってワンコは大事な大事な「道具」です。( ̄^ ̄;)
    ジステンパーの予防はしたみたいだけど、
    フィラリア予防はしてなかったなぁ。フィラリアで死んじゃった。


    > 「自分でやれることはやる人だけ犬を飼う」
    > 「自分でやれることはやる人だけ車を持つ」

    そうですね。その通りかもしれません。
    しかし、今の車はやれないことが多すぎます。
    2011/08/02(Tue) 18:59 | URL  | いんちょ #-[ 編集]
    先生、こんにちは
    お父様は、猟師さんだったのですね。

    猪撃ちには、犬が一番大切だと
    聞いたことがあります。

    先生!道具じゃないですよ。( T∇T)
    作業犬ですd(o^v^o)
    2011/08/04(Thu) 17:05 | URL  | メイ #-[ 編集]
    >メイさん
    父は趣味の猟師でした。鳥専門でしたが。
    猪猟はチームワークなので、我がままな父には向かなかったようです(*^。^*)

    猪猟で猪にやられたワンコが連れて来られることがありますが、
    その傷は酷く、市〇海〇蔵さんなんてもんじゃないです。


    > 作業犬ですd(o^v^o)

    猟師がそういう風に考えてくれたらいいんですけどね~。
    猟師の多くが「猟期以外は犬は冷凍しておきたい」てな輩ばっかりです。
    でなきゃ、あんな危険な任務に自分のワンコを使えませんよ。

    それに比べたら、鳥猟の方は平和なもんです。
    2011/08/04(Thu) 19:50 | URL  | いんちょ #-[ 編集]
    (´▽`) ホッ
    お父様は鳥専門でいらしたのですね。

    先生にとって、猪(人間)にやられたワンコの治療は
    どれほどお辛いことでしょう。

    猟犬に限らず、
    警察犬・盲導犬といった人間のために途轍もなく
    厳しい訓練を強いられる作業犬達のことを
    思うと遣り切れません。

    けれど、人にとって犬達の助けは重要で・・・
    犬を待っている方も沢山居られる訳で・・・
    とても難しい。複雑な心境になります。

    少なくとも警察犬や盲導犬を「冷凍保存したい」と
    おっしゃらる方は居ないと思うので、猟犬がいかに
    粗末に扱われているかが分かりました。
    悲しい現実ですね。
    2011/08/05(Fri) 09:50 | URL  | メイ #-[ 編集]
    >メイさん
    猪猟の怪我の治療が辛いというより、
    猟師のワンコに対する道具感が悲しいですね。

    恐らくワンコはご主人のためにというより、やりたくてやっています。
    そういう風に仕込まれていますから。

    警察犬も盲導犬も、人のためにではなく
    人に褒めてもらいたくてやっています。(と思います^^;)

    盲導犬の育成は、盲導犬に必要な性格や行動を叩き込むのではなくて、
    それらを教えている内に、無理なく出来る子を選抜していくんだということを聞きました。
    できたら褒めて、できたら褒めて、段々自ら喜んでするようになるまで褒めて。
    そしてそれができない子は盲導犬にはさせない(無理強いはしない)と。
    だから、盲導犬になった子は自ら喜んで仕事をしているんです。

    以前「警察犬きな子」についてのブログでせんせいとコメントしあったことがあります。
    http://aivetfuji.blog52.fc2.com/blog-entry-242.html#comment

    >盲導犬のような大変な仕事を「世のため人のために」やっていて、
    >自分の生涯を人に捧げて死んでいく、と考えるより、
    >褒められて嬉しいから自分のためにやっている、と考える方が気が楽になりませんか?

    これが私の本心かもしれません。
    2011/08/05(Fri) 16:32 | URL  | いんちょ #-[ 編集]
    スパイクカラー 痛いし 辛いし 楽しくない

    「今日はヤダ」 言っても通じず 山へ行く

    ↑こういう時も、あるカモ知れません。

    お互いの言葉を話すことが出来ない関係ですから

    喜んでやってくれているとしても、

    それに甘え過ぎないよう、行き過ぎた行動に出ないよう

    人間同士で戒めあうことが大切だと思いました。

    先生が記事にして下さった「動物愛護管理法」が
    正にそれだと思いました。
    2011/08/07(Sun) 14:06 | URL  | メイ #-[ 編集]
    >メイさん
    そうですね。
    自己満足じゃなく、動物の心を思いやる気持ちが必要ですね。

    でも考えようによっては
     「動物愛護」 とか 「管理」 とか
    ある意味上から目線ですよね。
    本当の動物を思いやるっていうことがどういうことなのか、
    実のところ、私にもよく分かりません。
    それを探りながら日々診療をして(いるつもりで)いますが、
    死ぬまで答えはでないかもしれません。
    2011/08/07(Sun) 23:32 | URL  | いんちょ #-[ 編集]
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