

ひまわり(向日葵)は日光に当たると茎からオーキシンという成長ホルモンのような物質が出ます。
オーキシンは、日の当たる方向と反対方向に移動して、そちら側の茎の成長を促します。
なので日の当たらない方の茎だけが成長して茎が曲がり、その結果として花が太陽の方に向くようになります。
でもこれは成長過程のひまわりだけに起こる現象で、成長が止まって開花すると茎が固くなって動かなくなり固定します。
そして花の向く方向は殆ど東向きです。
研究者によると「開花後に向きが東に固定されるのは受粉にとって有利であるため」だそうです。
花が東向きで固定された場合は西向きで固定された場合に比べて、より多くの送粉者(ミツバチなど)が花を訪れるようになる上に、種子の数や1個あたりの重さも増加するそうです。
また、東向きのヒマワリは送粉者が活発化する朝方に、より多くの花粉を放出していることが明らかになっています。
これについての原因は不明のようですが、「太陽の紫外線が影響しているのでは」と考えられています。
ということで、
お盆休み、久々に家族が揃ったので、再び明野のヒマワリ畑に行ってきました。

前回全く花が咲いていなかったエリアが満開でした。

そして見事にみんな揃って東を向いていました。
ということは、
西側から写真を撮ると

綺麗にひまわりの後頭部が並んでいるのでした。
これはこれでなかなか壮観な画です~。


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