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ワクチンの推奨プログラムが変更になりました
2022年03月15日 (火) | 編集 |
2年目以降のワクチン接種は
3年に1回になります

以前よりWSAVA(世界小動物獣医師協会)では、海外においてワンちゃんネコちゃんのワクチンプログラムは2年目以降のワクチン接種は3年に1回を推奨していました。

WSAVAガイドラインってなに?

しかしながら日本国内で使われているワクチンでは、2年目以降でも毎年接種が理想としてきました。
その主な理由として、ワクチンの性能と、ワクチンの普及率(集団免疫)の低さが原因とされてきました。

それが最近ではかなり効果が高いワクチンが作られ、また「ワンニャンはワクチンを打つもの」という認識が広まって、多くの動物がワクチン接種してくれるようになったおかげで集団免疫が出来つつあるため、毎年打たなくても大丈夫だろうと考えられるようになってきたのです。

WSAVAのガイドラインでは、まずワクチンを「コア」、「ノンコア」、「非推奨」の3つに分類しています。

コア・ノンコア・非推奨

当院で使用しているワクチンとしては、
・犬の5種は「コア」、7種に含まれるレプトスピラは「ノンコア」
・猫の3種は「コア」、4種に含まれる猫白血病は「ノンコア」
に分類されます。

ガイドラインの推奨するワクチネーションプログラムです。

犬のワクチネーション

初年度に2回と、翌年に1回追加接種までは従来通りですが、2年目以降は5種(コアワクチン)は3年以上間隔をあけて接種することが推奨されています。

しかし、ノンコアのレプトスピラは変わらずに毎年接種します。
ですから7種混合を接種していたワンちゃんは、これからは、

7種レプトレプト7種→・・・

というサイクルになります。

ややこしくて忘れてしまいそうですが、当院でワクチンを接種しているワンちゃんにはその都度お葉書をお出ししますから、それを目安にお越しください。

一方ネコちゃんのワクチンは

猫のワクチネーション

屋内飼育のネコちゃんでは3種混合(コア)ワクチンは基本的には3年に1回でOKですが、外出自由で、周辺に目ヤニ鼻水の猫ちゃんが闊歩している地域では、毎年接種が推奨されます。

FeLV(猫白血病)ワクチンについてWSAVAガイドラインでは地域の蔓延度によって考慮するように言われていますが、当地域では野良猫さんにおいてFeLVは蔓延していると言わざるを得ませんので、外出自由の猫さんではやはり毎年接種が望ましいと思います。

いんちょ

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