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    数日後に帰ってきたら
    2020年10月02日 (金) | 編集 |
    ある猫さんが、3~4日行方不明になった後に無事見つかりましたが、怪我をしているようだということで来院しました。
    診ると左の腋(わき)の下がパックリ。

    IMG_1510.jpg

    モフモフ猫ちゃんで、どこが何だか分かりにくいので説明すると

    IMG_1509.jpg

    左側を頭にして斜め仰向けにしている姿勢です。

    どこかで見た傷に似ています。
    以前に当ブログで紹介した「ユルイ首輪」の時の猫さんも同じような傷でした。

    腋下がこんな

    この時は首輪が腋下に食い込んでいたという目撃がありましたので、首輪による裂傷とハッキリした原因が分かっていましたが、今回は首輪も何も付いていませんでした。
    しかも首輪で皮膚が切れるとしたらそれ相当の期間(1か月以上)が必要です。
    この子の場合は行方不明になって3~4日。
    すると、首輪のような鈍なものではなく、例えば細い針金とか釣り糸等の鋭利なものが食い込んだんじゃないかと思われます。
    見つかった時には何も付いていなかったので想像でしかありません。

    幸いなことに、受傷から時間が経っていないので皮膚の萎縮が起きていません。
    前回より縫合は断然楽です。

    IMG_1513.jpg

    IMG_1512.jpg

    無理なく皮膚を寄せることが出来ました。

    ただ今「安静の為の入院中」ですが、メチャクチャ人慣れしていて、日々の消毒の時にも喉をゴロゴロ鳴らして、私たちの手に頭ゴッチンをしてきます。
    きゃわいい!!(*≧▽≦*)

    治るまで少しの辛抱だから、頑張ろうね。

    いんちょ

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