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    狂犬病予防注射の期間を延長
    2020年06月16日 (火) | 編集 |
    狂犬病予防、コロナ禍で低調懸念 注射月間、年末まで延長

     犬の飼い主に毎春義務付けられている狂犬病の予防注射が、コロナ禍で今年低調になるのでは―との不安が、関係者の間に広がっている。
    狂犬病予防法は4~6月を注射月間に定めるが、今春は多くの市町が集合注射を中止、飼い主側も外出を自粛した。
    状況を受けて国は11日付で注射期間を年末まで延長し、飼い主に実施するよう求めている。
    静岡県は今後、周知を急ぐ。
     市町が地区を巡回して行う集合注射は2018年度に約2万4千匹に行ったが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により4月に緊急事態宣言が発令され、静岡市は全域で、浜松市は天竜区の一部を除く全域で、3密回避のために中止した。
    多くの市町も同様の措置を取った。
    狂犬病臨床研究会の杉山和寿副会長(静岡市清水区、杉山獣医科院長)は「地元の動物病院が新たな受け皿になるはずだが、自分の病院だと実施数は例年並みにとどまり、予想していたほど増えていない」と警鐘を鳴らす。
     県内では約20万5千匹の犬が登録され、接種率は78・5%。世界保健機関(WHO)がガイドラインで定める「7割」は満たすものの、平成年間で80%を切るまで低下した。
    県獣医師会は「昭和30年代を最後に国内発生がなく、飼い主の危機感が低くなっているのでは」と指摘する。
     厚生労働省は16年の熊本地震でも同様の措置を取り、今回も飼い主に「やむを得ない事情」が消滅した後、速やかに注射するよう促した。
    杉山副会長は「感染が広がるとどれほど恐ろしいか。コロナ禍を経験したからこそ、1人ができる対策の重みを考えて」と呼び掛ける。

    (後略)
    静岡新聞NEWS より

    ◇          ◇          ◇

    例年は6月末日までが狂犬病予防注射期間ですが、今年に限って期限を年末まで延長されました。
    集合注射が中止になりましたし、自粛も促されていましたから延長は妥当かなと思います。
    しかし、年末までとは思い切った延長ですね。
    それで注射頭数が増える(というか維持できる)かは疑問です。

    記事中に「接種率は78.5%」とありますが、これはあくまでも登録されているワンちゃんの中での話です。
    登録されてなければ当然統計には上がってきません。
    未登録犬がどれだけいるかは正確には分かりませんが、日本ペットフード工業会の推定では全飼育犬の45%が未登録ではないかとの試算です。
    それを考えると、全国での推定接種率はたったの41%しかありません。
    これでは集団免疫は望めません。

    先日フィリピンで犬に噛まれた静岡在住の人が狂犬病を発症し、残念ながら6月13日に亡くなりました。
    まだまだ狂犬病は過去の病気ではありません。
    年末までに、とは言わず、早めに接種しましょうね。

    いんちょ

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