
来日者、フィリピンで感染か 愛知・豊橋
愛知県豊橋市は22日、フィリピンから来日した人の狂犬病発症を確認したと発表した。
来日前に同国で感染したとみられる。日本国内で人が狂犬病を発症したのは2006年以来、14年ぶり。
市によると、この患者は今年2月、就労のためフィリピンから来日した。昨年9月ごろ、同国で左足首を犬にかまれたが受診しておらず、この際に感染したとみられる。
患者は今月11日に足首に痛みを感じ、その後体の痛みや嘔吐(おうと)に加え、水を怖がるなどの症状が出て18日に入院。国立感染症研究所で検体を遺伝子検査した結果、22日に感染が確認された。
狂犬病は犬などから感染し、人から人へ感染することはない。厚生労働省によると現在、国内では発生しておらず、国内感染は1950年代が最後。06年には横浜市と京都市の男性2人が、フィリピンで犬にかまれて感染し、帰国後に発症して死亡した。

◇ ◇ ◇
日本国内で発症ですが、日本での感染でも日本人でもありませんでした。
だから良いと言う訳ではありません。
狂犬病に危機感を持っていない日本人が海外でワンコに噛まれて発症したことが思い出されますが、今回はフィリピン人がフィリピンで犬に噛まれて感染です。
危機感無かったのかなぁ?
それとも病院に行くお金が無かったのかなぁ?
狂犬病は「暴露後ワクチン」という治療法があり、狂犬病の可能性のある犬に噛まれたら、当日を含め複数回ワクチンを打つことで発症を防ぐというものです。
狂犬病は発症したらほぼ100%死に至ります。
かわいそうですがこの人も・・・。
世界では年間約55,000人の人が狂犬病で亡くなっています。
新型コロナと違ってしっかり効くワクチンがあるのに。
どうして狂犬病ワクチンが普及しないのか不思議でなりません。


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