
新型コロナで獣医師会
北海道獣医師会は27日までに、新型コロナウイルス感染について、犬や猫の飼い主に向けた注意文をホームページ(HP)に掲載した。犬や猫が感染したり、媒介したりすることはないと指摘。ただ、ウイルスが突然変異を起こす可能性が否定できないため、飼い主が感染したら接触を避け、マスクを着用するよう勧めている。
東京都獣医師会も同様の注意文をHPに掲載。飼い主が感染して入院する場合、ペットを自宅に残して知人などに世話を依頼する方法は依頼先が感染する恐れがあるため勧められないとし、ペットを外部に預けるよう求めている。
また、ペットが感染者と濃厚接触した後に体調が悪くなり、かかりつけの動物病院に連れて行く際は、必ず事前に電話するよう注意している。
世界小動物獣医師会(WSAVA)がHPで公表した見解によると、これまで犬や猫が感染することが知られるのは「アルファコロナウイルス」であり、犬は軽い下痢、猫は伝染性腹膜炎を起こす。人の新型は種類が違う「ベータコロナウイルス」で、犬や猫が感染する証拠はない。しかし、事態は急速に進展しており、最新情報に注意が必要という。

◇ ◇ ◇
<要約>
”今のところ”新型コロナウィルスはワンニャンには感染しません。
媒介もしません。
でも突然変異を起こして感染・媒介するようになるかもしれないから、感染者は極力動物との接触を避けてくださいね。
ということですね。
こういう情報を発信すると、ちゃんと内容を理解しないでザっと読む人は
「動物も危ないかもしれないのか」
と曲解して
「動物も気を付けた方がいいみたいよ」
と拡散したりします。
そんなことありません。
繰り返します。
「今のところ、新型コロナウィルスはワンニャンには感染しませんし、媒介もしません」
デマや偽情報には気を付けてください。
トイレットペーパーは無くなりません。
<追記>
上記のブログを書き終えた直後に「

【香港時事】香港政府は28日、新型コロナウイルスの感染者が飼っていたペットの犬から、ウイルスの弱陽性反応が出たと発表した。犬に目立った症状はないが、引き続き検査と経過観察を進め、陰性が確認されるまで当局が管理するという。
弱陽性反応は、犬の口と鼻から出た。政府は「現時点でペットが感染したりウイルスを媒介したりすることを証明したデータはない」と説明しているが、飼い主に対しては手洗いやマスク着用を徹底するよう呼び掛けた。
また、政府は感染者がペットを飼っている場合、ペットに対しても14日間の隔離措置も必要になると提案した。
感染なのか飼い主からの飛沫なのか、まだ不明なようです。
今後の調査結果が待たれます。


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