
<つづき>
空木岳山頂に重いリュックをデポして南駒ヶ岳を目指しました。

空木岳山頂から南側稜線を望む
持ち物は500mlのペットボトルを1本とウェストポーチだけ。
軽い!
メッチャ軽い!!
るんるんスキップできそう~。ヽ(⌒▽⌒*)ノ
喜んでいたのは最初の数百mのみ。
アップダウンの続く稜線を進むうちに段々脚が重くなり、身軽さの欠片も無くなって不安になってきました。
南駒ヶ岳まで行けるかなぁ・・・

追悼碑
遭難という悲しみを
もう二度と繰り返すまい
我らが願い
暗示的な意味深長なお言葉。
(u_u;)肝に銘じます。

稜線の東側の切り立った絶壁には残雪(万年雪?)がありました。

スプーンカット紋様の雪と不気味に霞む谷底
折角だから、取り敢えず赤梛岳(あかなぎだけ)までは行ってみよう。

そこでまだ体力に余裕があったら南駒ヶ岳まで頑張ろう。
結構いっぱいいっぱいだったけれど、なんとか赤梛岳に到達しました。

1本の柱以外何もない赤梛岳山頂 ( ̄。 ̄|||)
ここまで来ると、体力もへったくれもなくて「もう絶対に南駒ヶ岳まで行く」の一択です。

擂鉢窪避難小屋の赤い屋根がカワイイ

むむむ・・・
南駒ヶ岳山頂がどこか分からない・・・

雲に霞むあのピークかな?と思ったら違ったり、

バセットハウンドみたいな岩のむこうがそうかな?と思ったらまだだったり。
そして幾つかの小ピークを越えた時に、微かに十字架が見えました。

うひょ~、とうとう着いたぜ~!!
小走り・・・は出来ずにトロトロと最後の坂を登って、

やった!南駒ヶ岳登頂!!

記念のセルフィ―。
真上は青空。

祠もありました。
赤梛岳とは扱いが違うな~。
越百(コスモ)山方面は雲に隠れてます。

もちろん行きません! ( ̄^ ̄)
さて、今日の行程のやっと半分が終了です。
これからほぼ同じルートを引き返します。
時は12時40分。
計画より50分も遅れちゃった。
急いで来た道を戻ります。

鳩サブレのような岩をすり抜け

それらしい幾つものピークに騙され、それでもへこたれず、

あれは紛れもない空木岳!

空木岳山頂に戻った時にはもう誰もいませんでした。
さぁ~て、4時間掛けて下るとしますかぁ~。

するといきなり試練。

駒峰ヒュッテの分岐を右方向の谷ルートを下ると、所々に雪渓があって登山道を塞いでいました。
雪渓の下は沢があって水が流れている音がします。
雪の強度をトレッキングストックで刺して確認しながら、そろりそろりと進むのでかなり時間が掛かってしまいました。

空木岳避難小屋まで来たら、それから下には雪は残ってなくてホッとしました。
しかしそのルートは雪だけじゃなくて道自体がかなり荒れていて、超絶疲労している脚にはすごく歩きにくかったです。

樺の木が真横に倒れてるし・・・
それから延々と続く下山道を、痛む脚を引きずりながら黙々と歩きました。

ジュラシックパークに出てくる恐竜みたいな木に癒されながら。
飲料水は主にスポーツドリンク系を約4ℓ持っていきましたが、ほぼほぼ飲み切りそうです。
ずーっと同じ味の物を飲んでいると、ただの水が欲しくなってきます。
池山小屋まで下りてきたら、水場がありました。
こりゃあ有難いと近寄ってみると、

「飲用」とも「飲用不可」とも書いてありませんでしたが、

やっぱりやめておきました。( ̄_ ̄;)
疲労でヨロける脚で何度もコケそうになりながら、足元に全神経を集中させて怪我をしないように気を付けて下ってきました。
空木岳から苦節3時間50分、ようやく駐車場に着いた時には出来の悪いロボットみたいな歩行でした。
活動距離 : 23.5㎞
活動時間 : 11時間34分
累積標高上り : 2385m
超お疲れさまでした~。

←ランクアップにご協力下さ~い! ポチッとな。
空木岳山頂に重いリュックをデポして南駒ヶ岳を目指しました。

空木岳山頂から南側稜線を望む
持ち物は500mlのペットボトルを1本とウェストポーチだけ。
軽い!
メッチャ軽い!!
るんるんスキップできそう~。ヽ(⌒▽⌒*)ノ
喜んでいたのは最初の数百mのみ。
アップダウンの続く稜線を進むうちに段々脚が重くなり、身軽さの欠片も無くなって不安になってきました。
南駒ヶ岳まで行けるかなぁ・・・

追悼碑
遭難という悲しみを
もう二度と繰り返すまい
我らが願い
暗示的な意味深長なお言葉。
(u_u;)肝に銘じます。

稜線の東側の切り立った絶壁には残雪(万年雪?)がありました。

折角だから、取り敢えず赤梛岳(あかなぎだけ)までは行ってみよう。

そこでまだ体力に余裕があったら南駒ヶ岳まで頑張ろう。
結構いっぱいいっぱいだったけれど、なんとか赤梛岳に到達しました。

ここまで来ると、体力もへったくれもなくて「もう絶対に南駒ヶ岳まで行く」の一択です。


むむむ・・・
南駒ヶ岳山頂がどこか分からない・・・

雲に霞むあのピークかな?と思ったら違ったり、

バセットハウンドみたいな岩のむこうがそうかな?と思ったらまだだったり。
そして幾つかの小ピークを越えた時に、微かに十字架が見えました。

うひょ~、とうとう着いたぜ~!!
小走り・・・は出来ずにトロトロと最後の坂を登って、

やった!南駒ヶ岳登頂!!

記念のセルフィ―。
真上は青空。

祠もありました。
赤梛岳とは扱いが違うな~。
越百(コスモ)山方面は雲に隠れてます。

もちろん行きません! ( ̄^ ̄)
さて、今日の行程のやっと半分が終了です。
これからほぼ同じルートを引き返します。
時は12時40分。
計画より50分も遅れちゃった。
急いで来た道を戻ります。

鳩サブレのような岩をすり抜け

それらしい幾つものピークに騙され、それでもへこたれず、

あれは紛れもない空木岳!

空木岳山頂に戻った時にはもう誰もいませんでした。
さぁ~て、4時間掛けて下るとしますかぁ~。

するといきなり試練。

駒峰ヒュッテの分岐を右方向の谷ルートを下ると、所々に雪渓があって登山道を塞いでいました。
雪渓の下は沢があって水が流れている音がします。
雪の強度をトレッキングストックで刺して確認しながら、そろりそろりと進むのでかなり時間が掛かってしまいました。

空木岳避難小屋まで来たら、それから下には雪は残ってなくてホッとしました。
しかしそのルートは雪だけじゃなくて道自体がかなり荒れていて、超絶疲労している脚にはすごく歩きにくかったです。

樺の木が真横に倒れてるし・・・
それから延々と続く下山道を、痛む脚を引きずりながら黙々と歩きました。

ジュラシックパークに出てくる恐竜みたいな木に癒されながら。
飲料水は主にスポーツドリンク系を約4ℓ持っていきましたが、ほぼほぼ飲み切りそうです。
ずーっと同じ味の物を飲んでいると、ただの水が欲しくなってきます。
池山小屋まで下りてきたら、水場がありました。
こりゃあ有難いと近寄ってみると、

「飲用」とも「飲用不可」とも書いてありませんでしたが、

やっぱりやめておきました。( ̄_ ̄;)
疲労でヨロける脚で何度もコケそうになりながら、足元に全神経を集中させて怪我をしないように気を付けて下ってきました。
空木岳から苦節3時間50分、ようやく駐車場に着いた時には出来の悪いロボットみたいな歩行でした。
活動距離 : 23.5㎞
活動時間 : 11時間34分
累積標高上り : 2385m
超お疲れさまでした~。


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