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    沖縄でレプトスピラ
    2016年08月26日 (金) | 編集 |
    川遊びで粘膜から感染か 沖縄でレプトスピラ症10人に

     沖縄県健康長寿課は25日、河川でのレジャーなどが原因で8月に入り、県内で男女7人がレプトスピラ症にかかったとして注意を呼び掛けた。原因菌は皮膚の傷や粘膜から感染するため、体に傷がある場合は河川で泳ぐのを控えるなど予防し、頭痛や発熱などの症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼び掛けている。

    レプトスピラ
    病原性レプトスピラの電子顕微鏡像
    (出典:国立感染症研究所ホームページ )

     レプトスピラ症の原因菌はネズミやマングースなど野生生物の体内に潜み、尿で土壌や河川を汚染。皮膚の傷や目鼻の粘膜を通じて感染し、3~14日以内に頭痛や発熱、筋肉痛などの症状が出る。6~10月にかけて感染が集中する。

     県内では毎年感染が確認され、ことしは6月以降、10歳未満~50代の10人が感染。西表島の河川や水田、石垣島や北部地域の河川が感染源と推定される。

    沖縄タイムスより

    ◇          ◇          ◇

    レプトスピラは人と犬で重篤な症状を示す人獣共通伝染病です。
    といっても犬から直接人へ伝染することは殆ど無く、河川や水田、池などの汚染された水からの感染が主です。
    水温が低い冬はレプトスピラ菌が繁殖しないので、発生は春から秋にかけてですが、沖縄は結構年間を通して発生しているみたいです。

    人のレプトスピラ症の予防として、現在日本では、血清型copenhageni,australis, autumnalis, hebdomadis の4血清型の全菌体ワクチンが製造されています。
    しかし、レプトスピラに対する免疫は血清型に特異的であるとされていて、ワクチンに含まれていない血清型の感染に対する予防効果は不明です。

    静岡県でも2013年に犬のレプトスピラ症が立て続けに発生しました。
    その殆どが猟犬で、野生のネズミやウサギを食べたり、河川の水を飲んだりして感染したと思われます。

    犬レプトスピラのワクチンがありますから、キャンプなどに愛犬を連れていくような場合はレプトスピラ3種を含む9種混合ワクチンをお勧めします。

    当院ホームページの「ワクチンについて」もご覧ください。

    いんちょ

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