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    日本紅斑熱
    2016年05月27日 (金) | 編集 |
    「日本紅斑熱」 沼津の70代女性死亡

     静岡県は26日、沼津市の70代の女性が、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)」により死亡したと発表した。日本紅斑熱が医師に保健所への届け出を義務付ける感染症法上の「第4類感染症」に指定された1999年以降、死者は県内で2人目。
     県疾病対策課によると、女性は9日に高熱や発疹などの症状で入院し、翌日死亡した。自宅付近の畑でマダニにかまれたとみられる。

    フタトゲチマダニ
    犬の血を吸って膨らんだフタトゲチマダニ(県疾病対策課提供)

     日本紅斑熱リケッチアという病原体を保有するマダニにかまれることで感染する。2~8日の潜伏期間を経て、高熱や発疹を発症する。西日本を中心に全国で毎年200~250人の患者が出ていて、県内では99年以降に県東部で5人の感染が確認された。
     県環境衛生科学研究所が2008~12年に県内の131地点で実施した調査によると、採取したマダニの0・7%から同病原体が検出された。県東部は他地域より比較的高い割合だったという。

    「静岡新聞NEWS」 より

    ◇          ◇          ◇

    数年前から話題になっていたウィルス性疾患の「重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)」に続き、マダニから感染する病気「日本紅斑熱」による死亡者の報告です。

    フタトゲチマダニは草むらでワンちゃんが普通にもらっちゃうマダニです。
    ということは人も草むらに入れば刺される可能性があるってことです。

    人の症状は39~40度の高熱、頭痛、悪寒、倦怠感などの他、発疹(紅斑)が全身にあらわれます。
    また、刺し口が赤く腫れるなどの症状が見られます。

    犬に感染して症状をあらわすか否か明らかではありません。

    因みに自然界で保菌あるいは感染している動物は本症のリザーバー(感染巣)と言われ、げっ歯類や野生のシカなどが重要とされています。

    治療法はテトラサイクリン系抗生物質を投与しますが、やはり予防が第一。

    野山へ出かける場合は長袖長ズボン等で皮膚の露出を控えましょう。
    また、野山へワンちゃんを連れて行く場合は、ワンちゃんに対してマダニ駆除剤の使用で寄生予防をして、マダニを生活環境付近に持ち帰らないようすることが大事です。

    いんちょ

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