あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    ねこのシラミ
    2016年03月31日 (木) | 編集 |
    今日、野良猫さんの去勢手術の依頼がありました。
    保護者の方も触ることができず、雄か雌かも不明だとか。
    捕獲用の籠に入った状態で連れて来てくれました。

    電光石火の早業注射で麻酔をして確認すると男の子でした。

    よく見ると、その男の子の象徴の所に白い点々が沢山付いています。
    以前ご紹介した「瓜実条虫の片節」よりずっと小さくフケのようです。

    顕微鏡の接眼レンズで拡大してみると



    ひゃー!動いてるじゃん!
    これは猫のシラミ「ネコハジラミ」です。

    むか~し昔その昔、私が開業したばかりの頃、それまで私はシラミを実際に見たことがありませんでした。
    もう過去の病気だと思っていました。
    そんなある日、猫を連れて来たおばさまが
    「この子、シラミがいるから駆除して~」
    とおっしゃる。
    見ると猫ちゃんにフケのような物が沢山付いてます。
    『な~に言っちゃってるのかな~。シラミなんていないよ~』
    と思いつつ、そのフケをルーペで見たらシラミでした!
    それが私のシラミ初体験(*u_u*)

    因みにその当時は農薬系の薬で体を洗うという治療法でしたが、今は「マイフリーガード(フロントライン)」というノミ・マダニ駆除剤で治療できます。
    また、人への感染は無いと言われています。

    もし、お宅の猫ちゃんにフケがいっぱい付いていたら、そのフケが動かないかよーく観察してみてくださいね。

    いんちょ

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