あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    前肢の骨折
    2015年10月24日 (土) | 編集 |
    若いトイプードルさんの前肢骨折です。

    骨折Xray

    ズレが少なくこのままギプスや添え木による外固定でも骨は癒合しますが、
    「まっすぐに治して欲しいです」
    と飼い主さんのご希望です。

    はい。頑張ります。  ̄^ ̄)ヽ

    まずはピンニング。

    ピンニング

    はい、ちゃんと通りました。
    しかし、ピンは1.2mmの極細ですからこれでは必ず曲がります。
    そこで得意の針金細工。

    スプリント

    トーマススプリントの独自アレンジを装着します。
    このまま1か月待ちます。




    さあ1か月経ちました。

        トーマススプリント変法 (2)

    周りの黄色い保護包帯を取ります。

        トーマススプリント変法 (3)

    前肢をスプリントに固定しているテープと包帯を取ります。

        トーマススプリント変法 (7)

    テープ、包帯を取るとこんな感じ。
    ギプス固定は動き回わるワンちゃんですとギプスの縁で皮膚が擦れて傷になってしまいますが、この方法では少し赤くなるだけで殆ど傷は出来ません。

    レントゲンを撮ります。

    抜ピン前

    骨の癒合がちゃんと起きていますから抜ピンしましょう。

    抜ピン後

    やった。
    飼い主様のご希望通り真っすぐになりました。

    抜ピン後アップ1

    完璧です。

    当ブログ「術後の管理」の時にやった結ちゃんの胴輪のアイデアは素晴らしいです。
    胴輪のおかげでスプリントがずれずに固定されているので仕上がりが美しくなります。

    新しい器具に頼るばかりが新しい治療法ではないですね。

    いんちょ

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