あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    なんとヒトアレルギーのワンちゃんですと!
    2014年10月24日 (金) | 編集 |
    犬が「ヒト・アレルギー」を発症。
    人間の皮膚の落屑、毛髪、フケが原因。(米)

    (前略)
    米インディアナ州でこのほど、黒のラブラドール犬がヒト・アレルギーを発症したことが伝えられ、愛犬家らに強いショックを与えている。
    ヒト・アレルギーにより全身に強いダメージを負ってしまったのは“アダム”くん。

    アダム
    (中略)
    数か月にわたりアダムを診察したのは、獣医のロビン・ハーマン先生。
    最高品質といわれるドッグフードを与え、ノミを除去し、体を清潔に保つと体調はやや改善しましたが、皮膚症状がどうしても治りませんでした。何らかの感染症を疑っても血液検査の結果は合点が行かないことだらけ。そんな中でたどりついたのは、アダムがヒト・アレルギーを起こしているのではないかという推測でした
    と話す。

    他の獣医には笑われたが、ハーマン先生は確信をもってその検査を進め、たとえばヒトが皮膚を掻いた時にポロポロと剥がれ落ちる落屑や、頭皮からのフケ、毛髪などにひどいアレルギー反応を起こすことをつきとめた。
    このままでは人間との同居は難しく、そうなれば殺処分を待つだけとなる。
    そこでハーマン先生は、ごく微量のアレルゲン(この場合はヒトの蛋白質)を少しずつ定期的に注射してアレルギー体質を克服していく減感作療法を行うことを決断。
    新しい飼い主に安心してアダムを委ねられる日はきっと来ると信じ、長期戦を覚悟の上で治療に専念していくという。

    Tech insight Japan より

    ◇          ◇          ◇

    よく「ヒト・アレルギー」であることを見つけたなぁと驚きました。
    アレルギー検査は殆んど人医用の検査の流用でしょうから、まさかヒトの検査用アレルゲンは用意されていないと思われ、恐らく自分で製作したんでしょうね。
    そして減感作療法!
    その治療用のアレルゲンも自作でしょう!
    昨日の当ブログを読んで下さった方なら分かって下さると思いますが、元々用意されているアレルゲンで治療薬を作るのでさえかなり高額だというのに、オリジナルとなったら・・・・(;´д`)
    うひゃー、とても個人レベルで出来る治療じゃないですね!企業も参画しているのかなぁ?
    流石アメリカ、スケールが違います。。。。

    しかし、他にもアレルギーで苦しむワンちゃんの中には「ヒト・アレルギー」の子もいるんでしょうねぇ。
    もしピノが「ヒト・アレルギー」になったらショックだわ~。

    いんちょ

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    コメント
    この記事へのコメント
    「どうやって作ったのか」が知りたくなるのは職業病かも。

    食品中のアレルゲンの検査キットの中から、毒性の無さそうな抽出溶媒を選んで、自分の毛髪なんかからアレルゲンを抽出したのかな?

    ラットの皮下なんかを使う実験用だったら、粗い精製度で使えるかもですが、治療薬として使うんなら、安全性とか特異性を確認しないとならないだろうし。

    でも、「治らなかったら殺処分」だったんですよね?
    ....なら、リスクがベネフィットを上回るって判断したのかな。

    ワタシもあります。 ヒト・アレルギー
    ....カイシャであの人が近づくとかゆくなったり、何より気分が.......
    2014/10/26(Sun) 06:55 | URL  | ELO-3 #-[ 編集]
    >ELOさん
    臨床家はあまり製造方法なんかは気にしないですから、私にはほんのちょっとだけ”研究者”の血が流れているのかも。^^;)

    検査用のアレルゲンも不純物が入っていたら信憑性に欠けてしまうので、やっぱり高純度が要求されるかと・・・・。

    やっぱり職業病ですね。

    ELOさんのはヒト・アレルギーというより、特定蛋白に対するアナフィラキシーのようです。
    命を落とさないようお気を付け下さい! 
    2014/10/26(Sun) 10:54 | URL  | いんちょ #-[ 編集]
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