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    小さい犬、珍しい犬
    2010年09月10日 (金) | 編集 |
    少し古い記事ですが、ドッグショーの参加資格に小さすぎるイヌはダメ、という基準が初めて設けられた、というものです。


     ◆ドッグショーの参加資格に体重、体高の下限を導入。理由は?
     ◇無理な小型化に歯止め 人気で高額化…健康無視した業者現れ

     今春、犬の血統書を発行する国内最大の団体「ジャパンケネルクラブ」(東京都千代田区)は、ドッグショーに参加できる犬の体重や体高などに下限を設ける取り組みを始めた。行き過ぎた小型化に歯止めをかけるのが狙いだ。

     鼻や耳など体の部位ごとに、理想の形や大きさなどを細かく定めた「犬種標準」を改正したもので、4月に開かれたドッグショーから一部の犬種で適用され、来年4月までの間に順次改めていく。

     例えば現在、チワワの体重は「500グラム~3キロの間。1~2キロが好ましい。3キロ以上は失格」と定めているが、4月からは「理想体重は1・5~3キロの間。500グラム未満、3キロ超の場合は失格」と変え、失格事項に「500グラム未満」を明記した。

    <中略>

     同クラブの石川一郎・学術教育課長は「加盟する世界組織・国際畜犬連盟の改正に連動した動きですが、下限を明確に設けたのは初めてではないか」と話す。

     背景には、小型犬ブームに乗った無理な繁殖が一部で行われ、犬の健康に悪影響を及ぼしている現状がある。石川課長は「新基準はドッグショーだけではなく、ブリーダーの繁殖の指針にもなる。小型の犬すべてに問題があるわけではないが、健全な犬種を次世代に残すための取り組みの一環です」と説明する。

              ◇          ◇          ◇

    超小型のワンちゃんが可愛いのはすごくよく分かります。
    でもやはり病気には弱いです。ストレスにも弱いし、寿命も短い。超小型犬を飼うには「病気と隣り合わせ」の覚悟が必要かもしれません。
    こういう取り組みは評価していいと思います。

    ティーカップ・プードルなどのように、非常に小型のイヌを繁殖するブリーダーも問題ですが、それを欲しがるオーナーがいるんですよね。

     ティーカップ・プードル
            こういうティーカップ・プードルなら大歓迎です(笑)


    小さいばかりでなく、珍しい犬種を望む人もいます。また、珍しい毛色の子を欲しがる人もいます。
    (珍しい毛色の場合、遺伝性疾患が出やすいですから要注意です)
    ワニガメとか珍しい動物を欲しがるのとあまり変わらないかもしれません。


    私がイタリアングレーハウンドを選んだのは、決して珍しいからではなく、色々な本や情報を調べて、身体がとても丈夫だということと、古代エジプトの壁画に描かれていたとか遺跡の中にイタグレと思われるイヌの骨が埋葬されていたとか、昔から変わらずにいたイヌだということが分かったからです。
    骨折しやすいという弱点はありますが、それ以外ではとても病気に強く、陽気でビビリで体臭も少なく抜け毛も目立たない飼いやすい犬種です。
    ピノはイタグレの中でも大きめです。でもとても愛らしくメチャメチャ可愛いく、何より丈夫です。

     ピノ

    この独特のスタイルが嫌でなければ、イタリアングレーハウンドはこれから人気の出る犬種だと思いますねどね~。(親ばか?)



    いんちょ


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    ジャンル:ペット
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