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    乳歯の抜歯
    2013年05月15日 (水) | 編集 |
    人と同じようにワン・ニャンにも乳歯と永久歯があります。

    実は、乳歯も永久歯も胎仔の段階で既に上あごと下あごの骨の中で相次いで形成されています。
    ただし歯茎から外部に現れるのは、犬の乳歯は生後3週間目から、永久歯は生後4か月過ぎからです。

    永久歯が生えてくる(萌出[ほうしゅつ])時期に、乳歯の歯根周辺に破歯細胞という細胞が集まってきて、歯根の吸収が始まります。
    つまり、乳歯が抜けるのは歯根が吸収されて無くなっていくからなんです。

    今日、去勢手術にいらしたワンちゃんは犬歯の乳歯が4本とも遺残していましたから、同時に抜歯をしました。

    乳歯遺残 (2)

    下あごの永久歯は乳歯の内側に

    乳歯遺残 (1)

    上あごの永久歯は乳歯の前に萌出します。
    この子はまだ1歳未満なのに乳歯と永久歯の間に歯石が溜まってしまっています。

    歯根を折らないように丁寧にそーっと乳歯を抜きます。

    乳歯4本抜歯

    無事抜けました。^^)v

          抜いた乳歯

    歯根の長さが歯冠(歯茎から出ている部分)の倍くらいあります。そして、吸収される気配はゼロです。
    これではいつまで待っても自然に抜けることはありませんね。

    乳歯遺残がどうして起こるのかは不明ですが、小型犬ばかりが起きますから遺伝的素因はあるでしょうね。

          当ブログ2012/2/7「乳歯遺残」もご覧ください。

    いんちょ

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