2013年01月21日 (月) | 編集 |

ヤコブとボニーのリヒター夫妻が4歳の三毛猫ホリーを最後に見たのは、昨年の11月4日デイトナ・インターナショナル・スピードウェイに遊びに行った際、花火に驚いたホリーが彼らのキャンピングカーから飛び出して行った時でした。
数日の間夫妻は、チラシを配ったりレスキュー隊などを訪ねたりして必死になってホリーを探しましたが、失意のまま自宅のウェストパームビーチの家に向かうことになってしまいました。
2週間後に野良猫に餌を与えていたデイトナビーチのレストランで、レスキューグループがホリーにそっくりのネコを見かけたという情報がありましたが、リヒター氏が向かう前にホリーは姿を消してしまいました。
その後パームビーチガーデンズ在住のバーブ・マッツォーラさんの庭に、1匹の猫が迷い込みました。“骨と皮”のようにやせ細り、肉球の皮はすりむけ、鳴く力もないほどに衰弱しきっていました。
その猫を哀れに思ったマッツォーラさんは、「コゼット」と名をつけ、自宅で看病することにしました。
一週間後、ホリーは室内を歩き回れるほど回復しました。そこでマッツォーラさんはマイクロチップをスキャンしてもらうために猫を動物病院に連れて行きました。
そしてその猫はリヒター夫妻のホリーであることが判明したのでした。

夫妻は信じられませんでした。ホリーは、なんと62日間で約190マイル(304km)を旅していたのです!

ホリーは室内飼いの猫でしたから、自宅から1マイル(1.6km)ほどのマッツォーラさん宅までどうやって帰り道を見つけたのか全く見当が付きませんでした。
◇ ◇ ◇
良かったですね~。
304kmっていうと、家から三重県の松坂あたりまでの距離です。

デイトナ・ビーチからパーム・ビーチまでほとんど真っ直ぐとはいえ、考えられない距離です。
こんなことされたら号泣、可愛さもひとしおですね。
それにひきかえ、家から出て行ったまま帰らない猫って。。。。 ̄_ ̄;)


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