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    ピノの組織検査結果
    2012年11月30日 (金) | 編集 |
    手術で摘出したピノの突起物の組織検査結果が来ました。

    ピノの組織検査

    <診断名>
    表皮嚢胞

    <コメント>
    単房性の嚢胞が認められました。非腫瘍性の病変で、悪性所見はありません。
    真皮に、内腔に大量の角化物が貯留する嚢胞が形成されています。嚢胞壁は表皮と同様の重層扁平上皮からなり、一部やや肥厚していますが、ケラトヒアリン顆粒層を経て正常に角化して、構成する細胞に異型性はありません。また、嚢胞周囲にはリンパ球などの二次的な炎症細胞浸潤も認められます。

                        ◇

    つまり、本来なら皮膚の外に向かうはずの上皮組織が皮膚の内側に袋状に出来ちゃったようで、垢となる角化物が袋の中に溜まっている状態でした。
    処置としては嚢胞を切開したり注射針を刺したりして角化物を排出させればいいのですが、それではまた溜まって大きくなってきます。結局摘出するのが一番の早道です。

    とりあえず悪いものではなくて良かったです。^O^)v

    いんちょ

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    テーマ:わんことの生活
    ジャンル:ペット
    コメント
    この記事へのコメント
    「これがガンですね?」→「いんや、正常な組織のバリエーションだよ。」→「じゃ、こっち。」→「それも全然フツー。」
    病理標本って、見慣れてないとわからないんですよねー。
    2012/12/01(Sat) 13:29 | URL  | ゲストさん #-[ 編集]
    あ、無記名でした。
    さっきのおいらです。
    2012/12/01(Sat) 13:32 | URL  | ELO-3 #-[ 編集]
    >ELOさん
    そうなんです。

    というか、一般臨床獣医には病理組織を見ただけでは診断できません。
    なので病理医という方々がいらっしゃいます。

    獣医も段々分業化してます。
    2012/12/02(Sun) 11:18 | URL  | いんちょ #-[ 編集]
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