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    あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    陽性の意味、陰性の意味
    2020年04月12日 (日) | 編集 |
    巷では「新型コロナの検査をもっと沢山やれ」という意見が多いです。
    中には「検査しないのは陽性数を増やさないための政府の隠蔽工作だ」という意見まで。

    色々な意見があって然りですが、私は未だに検査をむやみに増やすのには反対です。

    検査が時間が掛かるとか、みんなが検査所に集まって更に感染が広がるとかの懸念もありますが、何より問題なのは検査の精度です。

    ここでまず、言葉の説明をしましょう。
    検査の感度とは、陽性のものを正しく陽性と判定できる度合い。
    例えば100人の陽性の人がいて、検査で90人が陽性と出たら、感度90%です。

    そして、検査の特異度とは、陰性のものを正しく陰性と判定できる度合い。
    例えば100人の陰性の人がいて、検査で90人が陰性と出たら、特異度90%です。

    現在行われている新型コロナのPCR検査は特異度は99%以上と高いのですが、感度は30~70%とだいぶ低いです。
    仮に高く見積もって感度70%とすると、陽性100人のうち30人は陰性と判定されてしまいます。
    その30人が「私は陰性だから大丈夫」と安心して他の人と接触していたらどうなるでしょう。

    感度が50%なら

    感度が30%なら。。。。

    つまり新型コロナの検査は症状がある人が新型コロナに感染しているか確定診断のために行うものなのです。
    決して罹っていないことを確認するための検査ではありません。

    感度を上げれば特異度が下がるという相反関係にあります。
    「あっちを立てれば、こっちが立たず」
    残念ながら感度も特異度も100%の検査はありません。

    これだけ感染力が強いウィルスですから、これからはみんなの危機意識が必要です。
    「自分は無症状感染者かもしれない」と思って各自が行動することです。

    マスクをするのは他人にうつさないため
    外出を自粛するのは他人にうつさないため

    みんながそう思って行動すれば必ず収束します。

    「休みは新型コロナの発生が少ない所へ避難しようっと」
    なんてのはもっての外!

    今は辛いですが1か月は我慢して自粛しましょう。

    いんちょ

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