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    ネコのだ液を集めています!
    2020年01月31日 (金) | 編集 |
    先日、ホームページのお問い合わせを通して、あるメールが届きました。
    送信者は警察庁科学警察研究所(あさひ)さん。

     メッチャあやしい・・・(¬_¬;)

    また変な誘導する迷惑メールなのかぁ??

    しかし本文を読んでいくと、至極まともな内容です。
    誘導を促すURLは無いし、メールアドレスの末尾が”go.jp”(=政府機関のアドレス)だし、これは真面目なメールかな?

    ネットで警察庁科学警察研究所を調べたら、メールに書いてある住所・電話番号と一致していたので、電話を掛けてみたところ、ちゃんとした依頼のメールでした。( ̄▽ ̄*)

    その依頼内容とは(ざっくり言うと)

    ネコの飼育頭数の増加にともなって、ネコが犯罪に巻き込まれるケースが増えているが、現在、被害にあったネコの特定や犯罪の立証のためのDNA型検査法が確立されていない。
    そこで当研究所では、ネコのDNA型鑑定法の確立を目指して研究を進めており、その試料採取を、全国の動物病院に協力をお願いしてる。


    というもの。
    具体的には「10頭分のネコのだ液をスワブ(綿棒)で採取して研究所に送ってほしい」とのことです。

    全国の動物病院といっても、もちろん全病院ではなく、各地から無作為(かな?)に抽出された動物病院に依頼しているようです。
    そして当院に白羽の矢が立った、というわけです。
    1000検体集める予定で、現在は900ほど集まっているとか。

    「もちろん、喜んでご協力いたします!」

    と言ったら、資料やサンプル採取セット等を送ってくれるそうです。
    楽しみや~。

    いんちょ

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    またたびカルル
    2020年01月27日 (月) | 編集 |
    「猫にまたたび」ということわざがあるように、多くの猫はまたたびが大好きです。
    またたびを嗅いだり食べたりすると、まるで陶酔したように動き回る姿を見せることもあります。

    またたびの反応は匂いではなく、猫の上あごにあるヤコブソン器官(フェロモンを感知する器官)を、またたびの成分(マタタビラクトンやアクチニジン)が感知することにより引き起こされます。

    そしてまたたびには「ストレス解消」「食欲増進」「老化防止」などの効果が期待できます。

    酔っ払った状態に似ていることから依存性を心配する飼い主さんもいらっしゃいますが、一時的なもので依存性はほとんどありません。

    しかし、ネコによってその反応は様々です。

    ノブちんはひっくり返ってゴロゴロし、よだれを垂らして陶酔しています。
    ミケキョはいつにも増してスリスリ猫になります。
    アンディは殆ど変化しません。

    さて、ロシアンゴプニクのカルルはどうでしょう?

    カルルにまたたびやってみた!(ユーチューバー風に)


    え゛!?

    またたびで狂暴化する猫、初めてです・・・( ̄Д ̄;)
    眼がファイティングモードです。

    可愛くでろでろ~になるのを期待したのに、真反対の反応でした。
    残念・・・。(T^T)

    いんちょ

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    あくびはうつる?
    2020年01月25日 (土) | 編集 |
    あくびはなぜ出るのでしょう。

    「血液中の酸素が足りなくなるから」という説は今では否定されているそうです。
    室内の酸素や二酸化炭素の濃度を変えても、あくびの発生頻度に影響はなかったという実験結果が報告されました。
    近年、注目されているのは、あくびによって脳の温度を調整し、覚醒水準を上げようとしているのではないかという説です。

    あくび

    ではなぜ「あくびはうつる」のでしょうか。

    あくびがうつるのは、他者と同じ行動をとってしまう“行動伝染”現象の一つだそうです。
    あくびを見るだけでなく、あくびについて考えたり、あくびに関する文章を読んだりしても、あくびが誘発されることが分かっています。
    では、なぜそんな現象が起こるのか。
    諸説ありますが、最も有力なのは“共感説”です。

    あくびがうつるのは、その相手に対する共感や関心がベースにあるから、というのが、この共感説。
    他者に対する関心が低い人では、あくびがうつりにくいこと、また、あくびの映像を見ている時の脳を調べると、共感に関わる脳の部位が活発になっていることなどが、この説を裏付けています。

    あくび自体は、哺乳類や鳥類、爬虫類、魚類などの脊椎動物全般に見られる現象ですが、伝染するのはその中のごく一部で、例えば、チンパンジーやサル、ヒヒ、犬、オオカミなどでは、あくびがうつることが分かっています。
    これらの動物の共通点は、群れで生きる、いわば社会性のある動物だということ。
    あくびの伝染は、社会的コミュニケーションの一つと考えられています。

    ちなみに英国の研究者らが「亀のあくびは伝染しない」ことを証明し、2011年にイグ・ノーベル生理学賞を受賞しました。

    さて、群れで暮らさないネコさんはどうでしょう?



    見事にシンクロナイズしています。
    でもこれは「うつった」というより、たまたま同時にあくびしただけですね~。

    <参照>https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100018/030600012/

    <追記>
    動画が削除されちまっただ~。(T△T)

    いんちょ

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    CRP(C反応性蛋白)
    2020年01月22日 (水) | 編集 |
    ワンちゃんの急性炎症の指標「CRP(C反応性蛋白)」が院内検査で測定できるようになりました。

    CRPは感染や何らかの組織損傷・傷害に対する免疫反応が起こると、肝臓での合成が促進し血漿濃度が上昇します。
    連鎖球菌細胞壁のC多糖体と呼ばれる成分と結合することからC反応性蛋白=CRPと名付けられました。

    炎症性疾患が起きると鋭敏に上昇し、病態の改善後速やかに低下するため,病態の診断,予後の判定,治療効果の観察に役立ちます。
    敗血症や肺炎などの細菌感染症では著しく上昇,ウイルス感染,悪性腫瘍,膠原病でも活動性の亢進時に上昇します。
    外傷や手術後は,48時間をピークに上昇し約5日でほぼ正常範囲に戻ります。

    異常値の場合に考えられる主な疾患
    陽性反応が強い場合 : 細菌感染症、膠原病、肝硬変、敗血症、悪性腫瘍など
    弱陽性の場合 : ウイルス性疾患、急性肝炎、脳炎、内分泌疾患など

    体調不良の原因が急性の炎症のせいかどうかの判断、治療効果の判定にとても有用ですが、どこに炎症があるのかは分かりません。
    慢性炎症の場合は微増か正常値の時もあります。

    また、CRP検査はワンちゃんのみです。
    ネコちゃんは急性炎症時でもCRPは殆ど上昇しないようで、炎症の指標にはなりません。
    m(_ _)mあしからず

    いんちょ

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    SDMA(対称性ジメチルアルギニン)
    2020年01月21日 (火) | 編集 |
    腎臓病の早期発見に役立つバイオマーカー「SDMA(対称性ジメチルアルギニン)」を、今年から院内で迅速に測定できるようになりました。

    従来腎臓機能の評価に使われていた検査項目はクレアチニン(CREA)や血中尿素窒素(BUN)でした。
    しかしこれらの検査は腎臓機能が75%以上失われてはじめて上昇してくるものです。
    それと比べてSDMAは、腎機能が40%失われた段階で上昇し始めます。
    それだけ早期に異常が発見できるといわれています。

    401%低下で

    具体的にどれくらい早期に発見できるかというと、ワンちゃんでは平均9.8か月、ネコちゃんでは平均17か月早く上昇し始めます。

    9.8か月早く

    また、SDMAは食事や筋肉量や他の疾患の影響を受けにくく、腎臓機能に特異的なマーカーです。

    筋肉量に左右されない

    「Care My Pet」

    通常の血液検査と同時に測定できるので、別途採血や再来院の必要はありません。
    また一つ、健康診断に有用な検査項目が加わりました。

    いんちょ

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