
今週火曜日に突然レントゲン発生装置が昇天してしまい、急遽あちこちの医療器屋さんに連絡をして見積もりを取ったりしていました。
新規納入には1か月近く掛かったり、レントゲン室の改修をしなければならないとかで、期間も出費もかなり覚悟しなけれがなりません。
参ったな~、と思っていたところに一つの提案が舞い込みました。
「もし修理が出来るんなら、それでもいいですか?」
え?こんな古い機器の修理ができるの?
「調べてみなければ分かりませんけど・・・」
使えるようになるんだったら、もちろんそれでいいです!
「それじゃあ、とりあえず伺ってみます」
ということで昨日夕方に医療器屋さんが来てくれました。
私が診療している間に装置の側板を外してテスターを使ってあれこれ調べてくれていました。
そして
「一応装置の方の電源は問題無いようです。ブレーカーも見せていただけますか?」
ブレーカーの場所を教えて、また私は診察に戻ります。
調べ終わった医療器屋さんは
「ブレーカーまで電気が来てないようです」
とか仰る!
「そうすると電気工事の範疇になりますので、電気屋さんに診てもらってみてください」
と言って帰りました。
そういえば、今週初めに電気メーターをスマートメーターに交換する作業が行われていたっけ。
それで何か不具合が生じたのか??
因みに、レントゲン装置は200Vの専用電源を使用しているため、これが停電しても他の病院内の電気製品には影響が出ません。
今朝まで待って、その作業した会社に連絡をして担当者さんに来てもらいました。
担当者さんはメーターを調べた後、
「メーターのところまで通電が無いようなので、東電に来てもらいます」
これは大事になって来たぞ。

東電のレスキュー隊がやって来て、色々調べたところ、
「電柱から配電する大元に2本ヒューズがあるんですが、両方とも切れたようです」
え゛?そんなことあるの??
「交換のために高所作業車を呼びましたので、しばらくお待ちください。」

なんだか凄いことになってきたな~。
作業終了後、漏電や短絡の無いことを確認し、建物内のブレーカーも点検し、最後にレントゲンの電源を入れたら

入った!!
最終確認のために1回照射してみましたが、過剰な負荷も無し。
はあ~、良かったぁ~ (*´∀`*)♡
結局レントゲン装置の故障じゃありませんでした。
しかし、なぜ大元のヒューズ2本が切れちゃったんでしょう。(?。?)
一時的に装置に過電流が流れたとしたら、普通は屋内のブレーカーが落ちます。
もし万が一そこをすり抜けた(?)としても、メーター近くにあるもう一つのブレーカーが落ちるはずです。
そこも落ちずに、もっとずっと高負荷に耐えるヒューズが切れるなんて通常あり得ないです。
東電の作業員さんたちも首をひねっていました。
取り敢えずレントゲンが使えるようになって一件落着ですが、原因が分からずに一抹の不安が残ります。
また、新しいレントゲン装置(100Vの普通電源で使える)を導入していたら、今までの装置が故障したからだと誤解したまま大枚叩いて迷宮入りの可能性もありました。
ブレーカーが落ちなくても元ヒューズが落ちる超レアケースもあるんだ、という教訓でした。
皆さんもお気を付けくださいまし。
普通ないだろ
←ランクアップにご協力下さ~い! ポチッとな。
新規納入には1か月近く掛かったり、レントゲン室の改修をしなければならないとかで、期間も出費もかなり覚悟しなけれがなりません。
参ったな~、と思っていたところに一つの提案が舞い込みました。
「もし修理が出来るんなら、それでもいいですか?」
え?こんな古い機器の修理ができるの?
「調べてみなければ分かりませんけど・・・」
使えるようになるんだったら、もちろんそれでいいです!
「それじゃあ、とりあえず伺ってみます」
ということで昨日夕方に医療器屋さんが来てくれました。
私が診療している間に装置の側板を外してテスターを使ってあれこれ調べてくれていました。
そして
「一応装置の方の電源は問題無いようです。ブレーカーも見せていただけますか?」
ブレーカーの場所を教えて、また私は診察に戻ります。
調べ終わった医療器屋さんは
「ブレーカーまで電気が来てないようです」
とか仰る!
「そうすると電気工事の範疇になりますので、電気屋さんに診てもらってみてください」
と言って帰りました。
そういえば、今週初めに電気メーターをスマートメーターに交換する作業が行われていたっけ。
それで何か不具合が生じたのか??
因みに、レントゲン装置は200Vの専用電源を使用しているため、これが停電しても他の病院内の電気製品には影響が出ません。
今朝まで待って、その作業した会社に連絡をして担当者さんに来てもらいました。
担当者さんはメーターを調べた後、
「メーターのところまで通電が無いようなので、東電に来てもらいます」
これは大事になって来たぞ。

東電のレスキュー隊がやって来て、色々調べたところ、
「電柱から配電する大元に2本ヒューズがあるんですが、両方とも切れたようです」
え゛?そんなことあるの??
「交換のために高所作業車を呼びましたので、しばらくお待ちください。」

なんだか凄いことになってきたな~。
作業終了後、漏電や短絡の無いことを確認し、建物内のブレーカーも点検し、最後にレントゲンの電源を入れたら

入った!!
最終確認のために1回照射してみましたが、過剰な負荷も無し。
結局レントゲン装置の故障じゃありませんでした。
しかし、なぜ大元のヒューズ2本が切れちゃったんでしょう。(?。?)
一時的に装置に過電流が流れたとしたら、普通は屋内のブレーカーが落ちます。
もし万が一そこをすり抜けた(?)としても、メーター近くにあるもう一つのブレーカーが落ちるはずです。
そこも落ちずに、もっとずっと高負荷に耐えるヒューズが切れるなんて通常あり得ないです。
東電の作業員さんたちも首をひねっていました。
取り敢えずレントゲンが使えるようになって一件落着ですが、原因が分からずに一抹の不安が残ります。
また、新しいレントゲン装置(100Vの普通電源で使える)を導入していたら、今までの装置が故障したからだと誤解したまま大枚叩いて迷宮入りの可能性もありました。
ブレーカーが落ちなくても元ヒューズが落ちる超レアケースもあるんだ、という教訓でした。
皆さんもお気を付けくださいまし。


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