
ワンちゃんがソファーから落ちた後、左後肢を挙げたまま痛がっているということで来院しました。
診ると脚を挙げているというより伸ばせない様子。
レントゲンを撮ると


左の股関節が脱臼しています。
この子は比較的珍しい後下方脱臼です。
まずは整復をします。


はい。綺麗に整復できました。
さていつもならここで股関節にピンを刺入するのですが、今回は違います。
このワンちゃんは16歳のトイプードルさんで、最近はほとんど寝てばっかりいるそうです。
ピンニングは動きまくって再脱臼してしまうのを防ぐための処置ですが、この子に限っては暴れる心配は無さそうです。
また、16歳のワンちゃんに、いくら小さいとはいえ新たに傷を付けて異物(ピン)を入れるのもどうかと思い、通常一般に行われているテーピング固定をしました。

脚をグッと屈曲した状態で体幹に固定します。
レントゲンで見るとこんな感じ。


かなり窮屈な状態です。
これを約1ヶ月付けっぱなしにするのですが、こんなの若くて元気な子だと力づくでテープを外しちゃいます。
場合によってはオーソドックスな処置もするいんちょであった。

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診ると脚を挙げているというより伸ばせない様子。
レントゲンを撮ると


左の股関節が脱臼しています。
この子は比較的珍しい後下方脱臼です。
まずは整復をします。


はい。綺麗に整復できました。
さていつもならここで股関節にピンを刺入するのですが、今回は違います。
このワンちゃんは16歳のトイプードルさんで、最近はほとんど寝てばっかりいるそうです。
ピンニングは動きまくって再脱臼してしまうのを防ぐための処置ですが、この子に限っては暴れる心配は無さそうです。
また、16歳のワンちゃんに、いくら小さいとはいえ新たに傷を付けて異物(ピン)を入れるのもどうかと思い、通常一般に行われているテーピング固定をしました。

脚をグッと屈曲した状態で体幹に固定します。
レントゲンで見るとこんな感じ。


かなり窮屈な状態です。
これを約1ヶ月付けっぱなしにするのですが、こんなの若くて元気な子だと力づくでテープを外しちゃいます。
場合によってはオーソドックスな処置もするいんちょであった。


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