
<前日のつづき>
八本歯のコルから少し登ると、北岳山頂に向かう道と北岳山荘に向かうトラバース道との分かれ道になります。

このトラバース道、なかなかの曲者です。
しばらくはただの山道ですが、やがて・・・



なかなか危なっかしい道が続きます。  ̄Д ̄;)
写真で見ると足がすくんでしまいそうですが、この道は見た目ほど難易度は高くなく、結構なお年寄りの方も普通に渡って行きます。
トラバース道を渡り切りました。

稜線を下り、北岳山荘に10時11分に到着。

しばし休憩。
この山荘はとても贅沢です。
山荘前のベンチに腰掛け正面を見れば日本一の富士山。

左を見れば第2位の北岳。

右を見れば第3位の間ノ岳が見えます。う~~ん、ゴージャスゥ~。

ちなみに手前のピークは中白峰山、奥のピークが間ノ岳です。
ところでこの日の目論みは、日本第三の高峰間ノ岳まで行って、それから折り返してきて北岳に登り、そのまま広河原に帰るという、No2&3揃い踏みで、その為に念入りに各ポイントに細かくタイムリミットを設定していました。
その予定より北岳山荘への到着が30分も早いです!?
これなら余裕で間ノ岳にいけるかも?
しかし,、思っていたより疲労度が高く、後半の体力に自信がありませんでした。
2か月前に鳳凰三山を縦走した時に、登りの6時間より下りの3時間の方が脚に応えた経験があります。
ここまで平気でも下りがもつか・・・。  ̄へ ̄;)う~~ん
ま、取り敢えず中白峰山まで行ってから考えることにしましょう。

中白峰山までの道はそれほど険しくはありませんが、やはり3000m級の山なのでなかなか疲労します。
その途中で振り返って見た北岳!

これだよ、これ!
この姿を観たかったのだ!
師匠の小野さんから見せつけられ・・・・いやいや^^;、見せていただいてから、何としてもこの眼で見たいと思ってから早2年。
湧き上がる感動。 美しい~!
その勢いで中白峰山の頂に登頂。

ここも3055mもあるのね。結構腿がパンパンですよ~。
時は10時49分。
設定タイムリミットより20分早い。
でも、そこから間ノ岳を見たら、行きたい気持ちより体力の心配の方が強まってしまいました。
やめよう。
今回は北岳リベンジが最大の目的。
間ノ岳は次回持ち越しにしよう。
ということで、そこから北岳山荘2902mまで戻って、チップを払ってトイレをお借りして、5分休憩して北岳に向かってまた歩き始めました。

しばらく登ると八本歯のコルからの道と合流します。

道標の上に帽子が掛かってました。
誰かが帽子を落としたんでしょう。
私が富士山で手袋を落とした時と同じですね。^^;)
その辺りから振り返って見ると、

山の東の斜面は下から雲が湧きあがって来ました。
あぶないあぶない。
あと登るのが1時間遅かったら中白峰山から見る北岳に雲が掛かってましたよ。
そこからエッチラオッチラ登って行きます。
真っ白で行方が全く見えない去年と違って、登山道はとてもクリアな視界です。
見えるのと見えないのでは全然感じが違います。
急斜面は見えない方がこれから登る時の心的ダメージが少ないかもね。。。
そして12時20分、

登頂!
やったー!
でも看板後ろの仙丈ケ岳が霞んできちゃった。
もちろんとても疲れていますが、疲労困憊だった去年に比べたらまだ若干の余裕がございます。

山頂は
こんな感じ。
登山者が沢山いました。
段々周りに雲が湧きあがって来て、特に東側は展望無し。
西側は仙丈ケ岳が薄っすら見えましたが、北アルプスは雲の中でした。
風も無く暖かな山頂でしたが、人が多くて落ち着かないので10分程度で下山を始めました。
北岳肩の小屋まで降りてきて振り返って見ましたが、

残念ながら全然見えませんでした。
そこからは延々下り下り下り・・・・
ビシビシと膝から腿に来ます。
森林限界より下って来ると、所々で紅葉が見られました








始まったばかりの紅葉を楽しみながら、バンバンに疲労している脚に鞭打って、

午後3時丁度に広河原に到着しました。
奈良田行きの最終バスは4時40分発なのでまだ1時間40分もありました。
中白峰山から間ノ岳までの往復のコースタイムは凡そ1時間50分。
時間的には頑張れば行ってこられたかもしれませんが、あまりにもギリギリだし、体力の心配もありました。
やっぱり山行は余裕を持って臨まないといけません。
まあ次回の楽しみを取っておいたということで、今回の北岳登山は大成功の裡に任務完了しました。

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八本歯のコルから少し登ると、北岳山頂に向かう道と北岳山荘に向かうトラバース道との分かれ道になります。

このトラバース道、なかなかの曲者です。
しばらくはただの山道ですが、やがて・・・



なかなか危なっかしい道が続きます。  ̄Д ̄;)
写真で見ると足がすくんでしまいそうですが、この道は見た目ほど難易度は高くなく、結構なお年寄りの方も普通に渡って行きます。
トラバース道を渡り切りました。

稜線を下り、北岳山荘に10時11分に到着。

しばし休憩。
この山荘はとても贅沢です。
山荘前のベンチに腰掛け正面を見れば日本一の富士山。

左を見れば第2位の北岳。

右を見れば第3位の間ノ岳が見えます。う~~ん、ゴージャスゥ~。

ちなみに手前のピークは中白峰山、奥のピークが間ノ岳です。
ところでこの日の目論みは、日本第三の高峰間ノ岳まで行って、それから折り返してきて北岳に登り、そのまま広河原に帰るという、No2&3揃い踏みで、その為に念入りに各ポイントに細かくタイムリミットを設定していました。
その予定より北岳山荘への到着が30分も早いです!?
これなら余裕で間ノ岳にいけるかも?
しかし,、思っていたより疲労度が高く、後半の体力に自信がありませんでした。
2か月前に鳳凰三山を縦走した時に、登りの6時間より下りの3時間の方が脚に応えた経験があります。
ここまで平気でも下りがもつか・・・。  ̄へ ̄;)う~~ん
ま、取り敢えず中白峰山まで行ってから考えることにしましょう。

中白峰山までの道はそれほど険しくはありませんが、やはり3000m級の山なのでなかなか疲労します。
その途中で振り返って見た北岳!

これだよ、これ!
この姿を観たかったのだ!
師匠の小野さんから見せつけられ・・・・いやいや^^;、見せていただいてから、何としてもこの眼で見たいと思ってから早2年。
湧き上がる感動。 美しい~!
その勢いで中白峰山の頂に登頂。

ここも3055mもあるのね。結構腿がパンパンですよ~。
時は10時49分。
設定タイムリミットより20分早い。
でも、そこから間ノ岳を見たら、行きたい気持ちより体力の心配の方が強まってしまいました。
やめよう。
今回は北岳リベンジが最大の目的。
間ノ岳は次回持ち越しにしよう。
ということで、そこから北岳山荘2902mまで戻って、チップを払ってトイレをお借りして、5分休憩して北岳に向かってまた歩き始めました。

しばらく登ると八本歯のコルからの道と合流します。

道標の上に帽子が掛かってました。
誰かが帽子を落としたんでしょう。
私が富士山で手袋を落とした時と同じですね。^^;)
その辺りから振り返って見ると、

山の東の斜面は下から雲が湧きあがって来ました。
あぶないあぶない。
あと登るのが1時間遅かったら中白峰山から見る北岳に雲が掛かってましたよ。
そこからエッチラオッチラ登って行きます。
真っ白で行方が全く見えない去年と違って、登山道はとてもクリアな視界です。
見えるのと見えないのでは全然感じが違います。
急斜面は見えない方がこれから登る時の心的ダメージが少ないかもね。。。
そして12時20分、

やったー!
でも看板後ろの仙丈ケ岳が霞んできちゃった。
もちろんとても疲れていますが、疲労困憊だった去年に比べたらまだ若干の余裕がございます。

山頂は

登山者が沢山いました。
段々周りに雲が湧きあがって来て、特に東側は展望無し。
西側は仙丈ケ岳が薄っすら見えましたが、北アルプスは雲の中でした。
風も無く暖かな山頂でしたが、人が多くて落ち着かないので10分程度で下山を始めました。
北岳肩の小屋まで降りてきて振り返って見ましたが、

残念ながら全然見えませんでした。
そこからは延々下り下り下り・・・・
ビシビシと膝から腿に来ます。
森林限界より下って来ると、所々で紅葉が見られました









始まったばかりの紅葉を楽しみながら、バンバンに疲労している脚に鞭打って、

午後3時丁度に広河原に到着しました。
奈良田行きの最終バスは4時40分発なのでまだ1時間40分もありました。
中白峰山から間ノ岳までの往復のコースタイムは凡そ1時間50分。
時間的には頑張れば行ってこられたかもしれませんが、あまりにもギリギリだし、体力の心配もありました。
やっぱり山行は余裕を持って臨まないといけません。
まあ次回の楽しみを取っておいたということで、今回の北岳登山は大成功の裡に任務完了しました。


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