
高山地方は夕方近くには天気が悪くなるという予報でしたから、出来るだけ早く登ろうということで午前6時過ぎに家を出ました。
途中でトイレ休憩と昼食調達のために寄り道をしただけでほぼ直行で乗鞍観光センター駐車場まで行きました。
乗鞍岳登山口となる畳平に行くエコーラインはマイカー規制があるため、ここでバスに乗り換えます。
バスの発車時刻は9時、10時、11時と毎正時ですが、着いたのは10時10分でした。
(; ̄д ̄)げー、50分も待つのか~。 とゲンナリしている所にタクシーの運転手さん。
「何人?4人?だったらタクシーはどう?」
・バスは往復一人2500円、4人で1万円。タクシーも往復なら14000円にするよ
・バスだと畳平まで50分、タクシーなら40分。
・次のバスは11時。
天気が悪くなる予報もあるし、少し奮発してタクシーで早く行くとするか。
ということで家族4人はタクシーに乗り込みました。
タクシーはエコーラインのくねくね道を進みます。
ところで、ここエコーラインは自転車のヒルクライムのメッカです。
観光センターから畳平までの標高差1,250mを多くのライダーが登っていました。

世の中にはマゾ気質の人が沢山いますね。
#^。^#) お前もだ、ってよく言われる~。
でもヒルクライムはいやだなぁ。。。。。
そうこうしている内に残雪の残る肩の小屋口に到達。

ここはここで夏スキーのメッカです。
多くのスキーヤーが強烈な紫外線にめげずに登っては滑り、登っては滑りを繰り返しています。
ここにもマゾが。凄い根性・・・・。
そこを通り過ぎた辺りでタクシーに異変が。
エンジン音がおかしくなり、やがてエンスト。
なんとメーターの水温計がHを振り切っています。
まさかのタクシーがオーバーヒート。 w(°◇°)wわお
通りすがりのタクシーに助けを求め、水を汲んできてもらうもエンジンの不調は続きます。
仕方なく助けてくれたタクシーに乗り換えて畳平に向かったのですが、そこで新しいタクシー運転手さんがハタと気付き、
「お客さん!ゲートで貰った利用料の領収チケット持ってる?」
「は?持ってませんけど?」
「それが無いと出口で倍料金掛かっちゃうんですよ。さっきの運転手が持ってるのか。」
と、出口直前でまさかのUターン。
ええ~!!なんてこった。ヽ( ̄□ ̄)ノ
しかしまあ、距離がそれほどじゃないから・・・・
と思ったら、オーバーヒートしたタクシーはさっき停まった所から既に消えていました。
エンジン不調、オーバーヒートのままエコーラインを下って行った模様。。。。
「バスより早いからってタクシーにしたのに、これじゃあ意味が無い」
というクレームに平謝りの新しい運転手さん。 m(_ _)m
でもこの人は何にも悪くない。
とうとう通行料をこの運転手さんが自腹で倍払う覚悟をして、タクシーは再びUターンして畳平に向かいました。
「長野のタクシーがみんなこんなだと思わないで下さいね」
と泣きを入れながら。
畳平直前で
「乗鞍スカイラインってご存知ですか? もしよろしければ15分位無料で走りますよ。」
と涙ぐましいお詫びのサービスを提案してくれましたが、
「早く登りたいんで、結構です。」
畳平のエコーライン出口でタクシー運転手さんが事情を説明して
「今ここで600円払うから、後でチケット持って来たら払い戻してくれる?」
と交渉したら、料金所のおじさんが
「ああ、後で払い戻しとか面倒くさいから300円払ってくれればいいよ」
と言ってくれました。運転手さんは
「あんたは良い人だ。本当に良い人だ」
と感謝感謝の雨あられ。
結局30分程も遅れて畳平に着きました。
ガッカリやら腹立たしいやら、憤慨感MAXでしたが、全然悪くない運転手さんを見てるとそれ以上文句を言うのが可哀そうになってしまいました。
・・・・つづく

←ランクアップにご協力下さ~い! ポチッとな。
途中でトイレ休憩と昼食調達のために寄り道をしただけでほぼ直行で乗鞍観光センター駐車場まで行きました。
乗鞍岳登山口となる畳平に行くエコーラインはマイカー規制があるため、ここでバスに乗り換えます。
バスの発車時刻は9時、10時、11時と毎正時ですが、着いたのは10時10分でした。
「何人?4人?だったらタクシーはどう?」
・バスは往復一人2500円、4人で1万円。タクシーも往復なら14000円にするよ
・バスだと畳平まで50分、タクシーなら40分。
・次のバスは11時。
天気が悪くなる予報もあるし、少し奮発してタクシーで早く行くとするか。
ということで家族4人はタクシーに乗り込みました。
タクシーはエコーラインのくねくね道を進みます。
ところで、ここエコーラインは自転車のヒルクライムのメッカです。
観光センターから畳平までの標高差1,250mを多くのライダーが登っていました。

世の中にはマゾ気質の人が沢山いますね。
#^。^#) お前もだ、ってよく言われる~。
でもヒルクライムはいやだなぁ。。。。。
そうこうしている内に残雪の残る肩の小屋口に到達。

ここはここで夏スキーのメッカです。
多くのスキーヤーが強烈な紫外線にめげずに登っては滑り、登っては滑りを繰り返しています。
ここにもマゾが。凄い根性・・・・。
そこを通り過ぎた辺りでタクシーに異変が。
エンジン音がおかしくなり、やがてエンスト。
なんとメーターの水温計がHを振り切っています。
まさかのタクシーがオーバーヒート。 w(°◇°)wわお
通りすがりのタクシーに助けを求め、水を汲んできてもらうもエンジンの不調は続きます。
仕方なく助けてくれたタクシーに乗り換えて畳平に向かったのですが、そこで新しいタクシー運転手さんがハタと気付き、
「お客さん!ゲートで貰った利用料の領収チケット持ってる?」
「は?持ってませんけど?」
「それが無いと出口で倍料金掛かっちゃうんですよ。さっきの運転手が持ってるのか。」
と、出口直前でまさかのUターン。
ええ~!!なんてこった。ヽ( ̄□ ̄)ノ
しかしまあ、距離がそれほどじゃないから・・・・
と思ったら、オーバーヒートしたタクシーはさっき停まった所から既に消えていました。
エンジン不調、オーバーヒートのままエコーラインを下って行った模様。。。。
「バスより早いからってタクシーにしたのに、これじゃあ意味が無い」
というクレームに平謝りの新しい運転手さん。 m(_ _)m
でもこの人は何にも悪くない。
とうとう通行料をこの運転手さんが自腹で倍払う覚悟をして、タクシーは再びUターンして畳平に向かいました。
「長野のタクシーがみんなこんなだと思わないで下さいね」
と泣きを入れながら。
畳平直前で
「乗鞍スカイラインってご存知ですか? もしよろしければ15分位無料で走りますよ。」
と涙ぐましいお詫びのサービスを提案してくれましたが、
「早く登りたいんで、結構です。」
畳平のエコーライン出口でタクシー運転手さんが事情を説明して
「今ここで600円払うから、後でチケット持って来たら払い戻してくれる?」
と交渉したら、料金所のおじさんが
「ああ、後で払い戻しとか面倒くさいから300円払ってくれればいいよ」
と言ってくれました。運転手さんは
「あんたは良い人だ。本当に良い人だ」
と感謝感謝の雨あられ。
結局30分程も遅れて畳平に着きました。
ガッカリやら腹立たしいやら、憤慨感MAXでしたが、全然悪くない運転手さんを見てるとそれ以上文句を言うのが可哀そうになってしまいました。


| ホーム |