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    あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    飲酒運転撲滅
    2014年08月18日 (月) | 編集 |
    福岡県粕屋町で2011年2月、飲酒運転の車にはねられて亡くなった山本寛大(かんた)さん(当時16歳)の愛犬「こゆき」が出演する啓発用CMが完成した。
    寛大さんとの散歩道を1匹で通るシーンなどで、大事な人の命を奪う飲酒運転の根絶を訴える。撲滅のため活動を続ける寛大さんの母美也子さん(45)に共感した人たちが発案、協力した。
    街頭ビジョンやイベントでの上映を募っている。

    こゆきは柴犬(しばいぬ)の雌で8歳。
    寛大さんが小学5年生の秋に家族の仲間入りをした。
    寛大さんはこゆきが小さい頃は自転車のかごに入れて出歩き、大きくなってからは散歩を欠かさなかった。

    寛大さんは高校1年生の時、同級生とともに飲酒運転の男の車にはねられ亡くなった。
    事故後、こゆきは遺影の前で涙を流す美也子さんに寄り添い、仏壇の前の座布団が寝床になった。

         こゆき

    映像は、飲酒運転根絶を訴える効果的な手段として、美也子さんの活動に協力する知人が提案した。
    つてをたどって大手自動車メーカーのCMなどを手がける映像クリエーターの服部正典さん(35)=水戸市=に依頼した。

    服部さんは1月、仏壇の前で寝そべるこゆきを見て、一気にイメージが湧いたという。
    「寛大さんを今でも待っているように感じた」。5月末、散歩のコースだった寛大さんの母校の中学校などで約9時間かけて撮影した。

    CMは30秒間。
    寛大さんを探すようにこゆきが1匹で思い出の散歩コースを寂しそうにたどる姿が続き、夕日の中でたたずむ最後のシーンに寛大さんの同級生の愛知望美さん(20)が「やめよう飲酒運転」とナレーションを入れた。
    制作費は美也子さんの協力者からの寄付金でまかなった。

    警察庁によると、飲酒運転による交通事故は厳罰化や取り締まり強化などにより、03年の1万6376件から13年は4335件に減少した。
    死者数も781人から238人に減っている。
    しかし、この5年間は200人台で横ばい状態が続いており、今年も5月末までに全国で102人(前年同期比5人減)が死亡するなど、飲酒運転根絶にはほど遠い状況だ。

    美也子さんは「撮影中のこゆきに『寛大のために頑張って』と言葉をかけると、いい演技をしてくれた。大切な人を失った悲しみは誰にでもある。その悲しみを想像できるようになれば、飲酒運転もなくなる」と願う。



    犠牲になった高校生待ち続ける犬  (毎日新聞)

    ◇          ◇          ◇

    色々な原因で起きる交通事故ですが、飲酒運転による事故は防げます。
    今まで事故を起こさなかったのは運が良かっただけ。
    飲酒運転はやめましょう!

    いんちょ

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