
昨日2月14日は一年で一番チョコレートが食べられた日でしょうね。
ワンちゃんにとってチョコレートは中毒を起こす食品ですから気を付けてくださいね。
ところで、チョコレートと同じくワンちゃんにだけ中毒を起こす物としてキシリトールがあります。
そう。あの虫歯予防に良いと言われるキシリトールです。
キシリトールは自然界に存在する天然甘味料で、5つの炭素からなる五炭糖の糖アルコールという物質です。
甘味は砂糖(蔗糖)と同程度ですが、カロリーが低く虫歯予防効果もあり、インスリン分泌を促進しないなどの特性の為に人の食品等には積極的に使われるようになってきていますね。
でもこの特性はワンちゃんには当てはまりません。
まずワンちゃんの口の中には虫歯を引き起こすミュータンス菌が殆んどいませんから虫歯になりません。(まれに虫歯の子もいます)
そして、ワンちゃんにとってキシリトールは強烈なインスリン分泌促進物質なんです。
ワンちゃんの「キシリトール中毒」の原因は高インシュリンによる低血糖によるものです。
それからキシリトールによって肝障害を起こすとの報告もありますが、こちらはどのような機序で起きるのか未だに結論がでていないようです。
吸収率も良く、ほぼ100%吸収され、血中濃度は摂取後30分でピークを迎えます。
どれくらい食べると危険なのかというと、体重10kgのワンちゃんが1gのキシリトールを摂ると低血糖症状が起きると言われています。もちろん動物なので個体差・感受性差があり、これ以下でも危険だったり、これ以上でも平気だったりする場合があります。
1個のキシリトールガムには大体0.6gのキシリトールが含まれているようですから、6kgの子が1個食べると危険ということになります。
さて、こちらの柴犬さん(ひめこちゃん、2歳)

とても聡明そうに見えますが、飼い主さん曰く「色々やってくれる」んだそうです。
先日もキシリトールガムを2つ食べちゃったとか!
体重8kgですから許容量オーバーです! ヤバイ!ヤバイ!
でも、何も起こりませんでした。 ?_?)なんで?感受性?
なんと、ひめこちゃん
キシリトールガムと一緒に飴玉もいくつか食べていたようで、低血糖が起きませんでした。
天才柴犬ひめこちゃん!
低血糖予防に飴まで食べるなんてなんて賢い・・・・・・。
でもキシリトールガムを食べなかったら、もっと賢かったんですけどね~。^^;)
肝障害の危険もあるからね~
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ワンちゃんにとってチョコレートは中毒を起こす食品ですから気を付けてくださいね。
ところで、チョコレートと同じくワンちゃんにだけ中毒を起こす物としてキシリトールがあります。
そう。あの虫歯予防に良いと言われるキシリトールです。
キシリトールは自然界に存在する天然甘味料で、5つの炭素からなる五炭糖の糖アルコールという物質です。
甘味は砂糖(蔗糖)と同程度ですが、カロリーが低く虫歯予防効果もあり、インスリン分泌を促進しないなどの特性の為に人の食品等には積極的に使われるようになってきていますね。
でもこの特性はワンちゃんには当てはまりません。
まずワンちゃんの口の中には虫歯を引き起こすミュータンス菌が殆んどいませんから虫歯になりません。(まれに虫歯の子もいます)
そして、ワンちゃんにとってキシリトールは強烈なインスリン分泌促進物質なんです。
ワンちゃんの「キシリトール中毒」の原因は高インシュリンによる低血糖によるものです。
それからキシリトールによって肝障害を起こすとの報告もありますが、こちらはどのような機序で起きるのか未だに結論がでていないようです。
吸収率も良く、ほぼ100%吸収され、血中濃度は摂取後30分でピークを迎えます。
どれくらい食べると危険なのかというと、体重10kgのワンちゃんが1gのキシリトールを摂ると低血糖症状が起きると言われています。もちろん動物なので個体差・感受性差があり、これ以下でも危険だったり、これ以上でも平気だったりする場合があります。
1個のキシリトールガムには大体0.6gのキシリトールが含まれているようですから、6kgの子が1個食べると危険ということになります。
さて、こちらの柴犬さん(ひめこちゃん、2歳)

とても聡明そうに見えますが、飼い主さん曰く「色々やってくれる」んだそうです。
先日もキシリトールガムを2つ食べちゃったとか!
体重8kgですから許容量オーバーです! ヤバイ!ヤバイ!
でも、何も起こりませんでした。 ?_?)なんで?感受性?
なんと、ひめこちゃん

キシリトールガムと一緒に飴玉もいくつか食べていたようで、低血糖が起きませんでした。
天才柴犬ひめこちゃん!
低血糖予防に飴まで食べるなんてなんて賢い・・・・・・。
でもキシリトールガムを食べなかったら、もっと賢かったんですけどね~。^^;)


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