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    犬の分離不安症
    2012年10月24日 (水) | 編集 |
    「犬の分離不安症」というのをご存知ですか?

    分離不安

    いつもは何も問題ないのに、ワンちゃんを家に残して家族が出かけた時、留守中にワンちゃんが問題行動(不適切な排泄、吠える、引っ掻く、噛みつく、破壊するなど)をすることを言います。
    ほとんどの方が「こいつ~、置いて行かれたからって嫌がらせしやがった~」と思います。
    でも、こうした問題行動の多くが、飼い主さんと離れ離れになったことに対する不安が引き起こしていると考えられています。
    このような問題行動を分離不安症と呼んでいます。

    ★分離不安症自己診断テスト

    問1)あなたの愛犬は、あなたの留守中に
     ・戸、床、家具等を噛んだり、引っ掻いたりしませんか?
     ・してはいけない所で排尿、排便をしませんか?
     ・過剰に吠えたりしませんか?
     
          ⇒ 一つでも当てはまったら問2へ

    問2)
     ・あなたの愛犬は、あなたの後をいつもついてまわりますか?
     ・あなたが家に戻ってくると愛犬は、大変喜んであなたを迎えますか?

          ⇒ 一つでも当てはまったら分離不安症の兆候です。´Д`)

    ★分離不安症の治療

    基本的には行動療法を行います。

    行動療法

    出掛ける時に
    「じゃぁ行ってくるからね~。お利口にお留守番しててね~」
    と宣言するのは、わざわざワンちゃんの不安を極限まで高めることなんです。分離不安症の子にはやってはいけません。

    とは言ってもねぇ~・・・・

         留守番の時には (2)
                      どこか行くの?

         留守番の時には (1)
                    まさか、置いていく気?

    出掛ける時に玄関先でこんな顔されちゃうと、つい声を掛けたくなっちゃいますよね~。
    何も言わずに知らんぷりして出て行く淋しさ・・・。 ̄^ ̄;)うっ

    ちなみにピノは分離不安症ではありませんが、わざわざ不安を高めるのは酷なのでやっぱり声掛けはしてません。

    いんちょ

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    テーマ:わんことの生活
    ジャンル:ペット