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    狂犬病の予防注射が始まります
    2012年04月01日 (日) | 編集 |
    4月から狂犬病の予防接種が始まります。
    狂犬病は発症したらほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。日本国内では半世紀も前に駆逐されましたが、海外(特にアジア)ではまだ年間7万人もの人が狂犬病で亡くなっています。

    「日本国内で蔓延しないように」ではなく「日本国内で一人、一頭たりとも発生しないように」予防注射を受けましょう。


    さて、狂犬病について興味深い記事がありました。

    狂犬病「100%の死」との闘い  【YOMIURI ON LINE】より

    (前略)
     宇田泰三教授(大分大学)が開発した「スーパー抗体酵素」という免疫物質を使うと、狂犬病ウイルスを頭部に注射したマウス10匹のうち5匹が生き残ったという。

     半数が死ぬような治療法が、今どき何の役に立つのかと疑問に思う人もいるだろう。なにしろ、狂犬病は、感染しても適切な治療を施せば大概が助かる。その意味では、国内で毎年1万人が死ぬといわれるインフルエンザの方が怖い。ただ、狂犬病には、他の様々な感染症と決定的に違う恐ろしさがある。ひとたびウイルスが脳に達して発症すると、ほぼ100%死ぬのだ。

    (中略)

     もちろん、日本人も海外旅行などで感染する危険がある。2006年には、男性2人がフィリピンから帰国後に相次いで発病した。狂犬病の「輸入例」は1970年以来だったが、専門家らは「本当に36年ぶりだったのかどうかは分からない」と語る。つまり、表面には現れないが実はもっと頻繁に患者が発生している可能性がある。

     というのも、狂犬病研究の第一人者である西園晃・大分大学教授によると、狂犬病に特有の症状が出るのは患者の9割程度で、残りの約1割はいきなりマヒや意識不明に陥るなど、他の病気と見分けるのが難しい。しかも、今や国内の医師の大半は、狂犬病の患者を診たことがない。

     実際、2006年の患者の1人は、知覚が異常になって「風が不快」と訴える「恐風症状」など、狂犬病の典型的な症状が次第に現れたが、別の神経疾患と診断され、最後に訪れた医療機関で初めて狂犬病が疑われた。国立感染症研究所獣医科学部の井上智室長によると、この最後の医師は海外経験があり、「もしかして狂犬病では」と疑って、患者の渡航歴などを家族から聞き出したのだという。犬にかまれてから2か月以上たっていた。

    (中略)

     大分大学の「スーパー抗体酵素」は、まだ基礎的な動物実験の段階だが、うまく進めば数年後、「狂犬病の流行国で実際の患者への効果などを調べる試験を行いたい」と、宇田教授は期待する。

    (後略)

              ◇          ◇          ◇

    >「本当に36年ぶりだったのかどうかは分からない」

    私も同じ疑いを持っています。
    海外で犬に咬まれて、大したことないと放っておいて、犬に咬まれたことなど忘れてしまうくらい経過した後に、原因不明の脳炎で死亡した人がどれだけいたのか?
    平和ボケの日本人は海外でも犬を見ると、何の警戒心も持たずに触ろうとします。なんと日本は安全な国なんでしょう!
    そんなことも考えず、「狂犬病予防法は悪法だ」と言っている人の気が知れません。

    島国日本なので予防注射によって狂犬病は駆逐されました。難しい治療法を模索するより、日本と同じように世界でも予防注射を徹底して、狂犬病を根絶する方がよほど良いような気がします。

    いんちょ 

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    ジャンル:ペット