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    10億円の遺産を相続した黒猫ちゃん!
    2011年12月16日 (金) | 編集 |
    100万ユーロを相続した黒猫

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    4歳の黒猫のトマーゾ(Tommaso。イタリアの新聞ではTommasinoとなっています)は、ローマで野良生活を送っていましたが、この度世界で最も裕福な猫になりました。

    先月、彼の飼主だった94歳の老婦人が亡くなり、北のミラノから南のカラブリアに渡って点在するアパートや家など、総額100万ユーロ(約10億円)相当の巨額の財産を相続することになりました。

    子供のいなかった老未亡人は、2009年11月26日に書かれた手書きの遺言書で、彼女亡き後にトマーゾの後見人として世話をしてくれる動物福祉団体を見つけ、そこに彼女の遺産を残すよう弁護士に依頼しました。

    弁護士は様々な動物愛護団体を考慮していましたが、そうこうしているうちに、その老婦人は公園でステファニアという猫好き仲間と会いました。
    ステファニアさんは、彼女の猫とトマーゾを一緒に遊ばせるために時々老婦人の家を訪ねて行きました。

    老婦人が段々具合が悪くなっていくと、元々看護士だったステファニアさんは老婦人が亡くなるまでシャワーや食事など身の回りの世話をしてくれるようになりました。

    イタリアの法律では動物に遺産を残すことはできません。老婦人はステファニアさんに猫と財産を委託することにしました。

    ステファニアさんは現在ローマ郊外に住んでいます(安全のため住所は明らかにされていません)が、「その老婦人がそんな財産家だったなんて知らなかったわ」と驚いています。

    (後略)

    Italian cat inherits €10m fortune 【the guardian】 より

              ◇          ◇          ◇

    精悍な目つきの黒猫ちゃんです。=(①ェ①)=

    ちなみに現在の日本の法律では、動物は「物」として扱われており、権利主体とはなれません。従って、厳密にはペットは遺産を相続できません。
    しかし、ペットに遺産を残す方法として、理論上四つの方法が考えられます。

    1.「負担付遺贈」による方法
      ペットの世話をしてくれる人を選んで、その人に「ペットの世話を最後まできちんと見ること」を条件に財産を贈与する。

    2.負担付き「死因贈与」による方法
      贈与者(金銭等を与える人)の死亡によって効力を生じる贈与契約で、双方の合意の元に交わされます。

    3.「信託契約」を活用する方法
      「委託者」(財産を所有している人)が財産を自分で管理・運用せず、契約または遺言で受託者(信託会社・信託銀行など)に委ね、自分に代わって管理・運用してもらう。

    4.「財団法人」を設立する方法
      「遺されたペットの面倒を最後までみること」を目的とする「財団法人」をつくる。

    真剣に考えてらっしゃる方は弁護士にお尋ね下さい。^。^*)


    さて、日本では結構”黒猫好き”の人が多いですが、海外では”不吉なイメージ”が強いですね。「黒猫に黒服でまっくろくろだわ」と魔女もおっしゃってます。

    なぜ、黒猫は不吉なんでしょう??
    その話はまた明日。

    いんちょ 

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    テーマ:猫のいる生活
    ジャンル:ペット