
人気“旅犬”だいすけ君が胃捻転で急逝
BSジャパンの旅番組『だいすけ君が行く!! ポチたま新ペットの旅』(毎週水曜 後8:00)に出演する人気犬のラブラドール・レトリーバーのだいすけ君(オス・6歳)が、11月29日に急逝した。30日、同局が発表した。
同局によると、29日未明、旅先の宿で同じ部屋にいた松本君がだいすけ君の異変に気づき、獣医師と相談の上、宿の近くの動物病院に搬送。レントゲン撮影で「胃捻転」が確認され、緊急手術が行われたが、手術後安静にしていたところ容態が急変し、午前9時過ぎに息をひきとったという。
だいすけ君は、テレビ東京『ペット大集合!ポチたま』(2010年3月放送終了)の初代旅犬・まさお君の7番目の子として2005年6月に誕生。まさお君と一緒に何度か父子旅を経験した後、翌06年10月より日本各地を“相方”の松本君(松本秀樹さん)とともに旅する2代目旅犬に就任。愛くるしいルックスで人気を博した。
2010年4月より冠番組スタートにともないBSジャパンの宣伝部長に任命され、訃報に際し同局の山田登社長は「視聴者の皆様をはじめ、日本全国の多くの方々に愛された存在だけに、とても残念です。だいすけ君はBSジャパンの宣伝部長としても活動し、動物と人間の触れ合いの素晴らしさを教えてくれました。そして何より見る人の心を温かくしてくれたことに感謝いたします。だいすけ君のご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。
また相方の松本君も「偉大な父親『お馬鹿でおもしろいまさお君』のイメージから『キュートで素直なだいすけ君』へ。『だいすけ君って、まさお君よりいい子だよね』って言われる事が誇らしかった。食いしん坊で、無邪気で素直、世界中の人と犬は自分の事を好きだと信じているとこ、仔犬に優しく、牛に好かれる…君の魅力は世界中の誰より僕が知ってるよ。虹の橋の入り口にまさおパパが迎えに来てるはず。久しぶりに2人で遊びな。くれぐれも虹の橋を壊さないように。永遠の相棒・松本秀樹」とコメント。
同番組はテレビ東京系でも毎週金曜午後0時半より放送中。日本の地上波13局のほか、台湾、香港、タイでも放送されている。年内に追悼行事を行う予定としている。
【Yahoo!ニュース】 より
◇ ◇ ◇
残念ですね。まだ若いのに。
大型犬では”胃捻転”は特に気を付けなければならない病気です。食後は安静が基本です。
胃に食べ物や水が沢山入っている状態で激しい運動や横転をすると、お腹の中で胃が噴門(胃と食道の境)のところで捻じれてしまいます。180度以上捻じれると元に戻らず、胃への血行が止まったり胃の内容物が流れずガスが発生してパンパンに膨れ上がったり(鼓腸)します。
治療はなるべく早く手術をすることですが、処置が遅れると、例え手術が上手くいっても亡くなってしまいます。
まさか食後に撮影のために何かしてたんでは? なんて勘ぐってしまいます。
謹んでだいすけ君のご冥福をお祈りします。
BSジャパンの旅番組『だいすけ君が行く!! ポチたま新ペットの旅』(毎週水曜 後8:00)に出演する人気犬のラブラドール・レトリーバーのだいすけ君(オス・6歳)が、11月29日に急逝した。30日、同局が発表した。
同局によると、29日未明、旅先の宿で同じ部屋にいた松本君がだいすけ君の異変に気づき、獣医師と相談の上、宿の近くの動物病院に搬送。レントゲン撮影で「胃捻転」が確認され、緊急手術が行われたが、手術後安静にしていたところ容態が急変し、午前9時過ぎに息をひきとったという。
だいすけ君は、テレビ東京『ペット大集合!ポチたま』(2010年3月放送終了)の初代旅犬・まさお君の7番目の子として2005年6月に誕生。まさお君と一緒に何度か父子旅を経験した後、翌06年10月より日本各地を“相方”の松本君(松本秀樹さん)とともに旅する2代目旅犬に就任。愛くるしいルックスで人気を博した。
2010年4月より冠番組スタートにともないBSジャパンの宣伝部長に任命され、訃報に際し同局の山田登社長は「視聴者の皆様をはじめ、日本全国の多くの方々に愛された存在だけに、とても残念です。だいすけ君はBSジャパンの宣伝部長としても活動し、動物と人間の触れ合いの素晴らしさを教えてくれました。そして何より見る人の心を温かくしてくれたことに感謝いたします。だいすけ君のご冥福を心よりお祈り申し上げます」とコメントを寄せた。
また相方の松本君も「偉大な父親『お馬鹿でおもしろいまさお君』のイメージから『キュートで素直なだいすけ君』へ。『だいすけ君って、まさお君よりいい子だよね』って言われる事が誇らしかった。食いしん坊で、無邪気で素直、世界中の人と犬は自分の事を好きだと信じているとこ、仔犬に優しく、牛に好かれる…君の魅力は世界中の誰より僕が知ってるよ。虹の橋の入り口にまさおパパが迎えに来てるはず。久しぶりに2人で遊びな。くれぐれも虹の橋を壊さないように。永遠の相棒・松本秀樹」とコメント。
同番組はテレビ東京系でも毎週金曜午後0時半より放送中。日本の地上波13局のほか、台湾、香港、タイでも放送されている。年内に追悼行事を行う予定としている。
【Yahoo!ニュース】 より
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残念ですね。まだ若いのに。
大型犬では”胃捻転”は特に気を付けなければならない病気です。食後は安静が基本です。
胃に食べ物や水が沢山入っている状態で激しい運動や横転をすると、お腹の中で胃が噴門(胃と食道の境)のところで捻じれてしまいます。180度以上捻じれると元に戻らず、胃への血行が止まったり胃の内容物が流れずガスが発生してパンパンに膨れ上がったり(鼓腸)します。
治療はなるべく早く手術をすることですが、処置が遅れると、例え手術が上手くいっても亡くなってしまいます。
まさか食後に撮影のために何かしてたんでは? なんて勘ぐってしまいます。
謹んでだいすけ君のご冥福をお祈りします。

よく「犬は色が分からない」と言われますが、本当でしょうか?
眼の奥の網膜には、光を感じる神経細胞があります。それには大きく分けて光の明暗を感じる桿体と、光の波長(色)を見分ける錐体の2種類があります。
進化の過程で、色覚は元々無脊椎動物も持っていました。それが脊椎動物に進化して更に発達しました。最も豊富な錐体を持っている動物は「魚類」「両生類」「爬虫類」「鳥類」で、彼らは4つの錐体を持っています。
ところが、哺乳類は、主に夜を制する動物として進化したことから、錐体は2つしか持たず、その代わりに弱い光にも感度の良い桿体が発達し、同時に嗅覚も発達していったと考えられています。
犬や猫では、網膜の裏側にタペタムという反射板を持っているので、一度視細胞を通った光がタペタムで反射してもう一度視細胞を刺激するという技も身につけ、更に暗闇に強くなっていきました。
そんな訳で、犬や猫は僅かな光の中でも平気で歩ける代わりに、色の見分けが苦手になりました。
でも全く色が分からないという訳ではありません。
紫~青は「青」、緑~黄色~赤は「黄色」として見えるようです。ですから緑と赤は同じに見えます。

左が通常人に見える様子、犬には右のように見えている。『犬の科学』より
ヒトや一部のサルは、進化の過程で再び3つの錐体を持つようになりました。
ところで、鳥類は昼を制する動物として4つの錐体を持っています。哺乳類に比べ、動体視力も含め視力は格段に優れていると言われています。また、色覚も全ての生物の中で最も優れていると考えられています。空の上から地上の小さな鼠を見つけますもんね。
その代わり、暗いところで働く桿体はヒトほど発達していないため、暗いところに弱く、いわゆる「鳥目」と呼ばれます。しかし実際は、人より桿体が少ないものの、それほど暗いところに弱いわけではなく、暗順応の時間が長く掛かるために急に暗くした場合に一時的に見えなくなってしまうだけのようです。ただし、鶏は本当に鳥目なのだとか。
更に、鳥類は紫外線方向の感度がよく、ヒトの見えない紫外線が見えているのではないかと言われています。
恐るべし、鳥の視力!
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眼の奥の網膜には、光を感じる神経細胞があります。それには大きく分けて光の明暗を感じる桿体と、光の波長(色)を見分ける錐体の2種類があります。
進化の過程で、色覚は元々無脊椎動物も持っていました。それが脊椎動物に進化して更に発達しました。最も豊富な錐体を持っている動物は「魚類」「両生類」「爬虫類」「鳥類」で、彼らは4つの錐体を持っています。
ところが、哺乳類は、主に夜を制する動物として進化したことから、錐体は2つしか持たず、その代わりに弱い光にも感度の良い桿体が発達し、同時に嗅覚も発達していったと考えられています。
犬や猫では、網膜の裏側にタペタムという反射板を持っているので、一度視細胞を通った光がタペタムで反射してもう一度視細胞を刺激するという技も身につけ、更に暗闇に強くなっていきました。
そんな訳で、犬や猫は僅かな光の中でも平気で歩ける代わりに、色の見分けが苦手になりました。
でも全く色が分からないという訳ではありません。
紫~青は「青」、緑~黄色~赤は「黄色」として見えるようです。ですから緑と赤は同じに見えます。

左が通常人に見える様子、犬には右のように見えている。『犬の科学』より
ヒトや一部のサルは、進化の過程で再び3つの錐体を持つようになりました。
ところで、鳥類は昼を制する動物として4つの錐体を持っています。哺乳類に比べ、動体視力も含め視力は格段に優れていると言われています。また、色覚も全ての生物の中で最も優れていると考えられています。空の上から地上の小さな鼠を見つけますもんね。
その代わり、暗いところで働く桿体はヒトほど発達していないため、暗いところに弱く、いわゆる「鳥目」と呼ばれます。しかし実際は、人より桿体が少ないものの、それほど暗いところに弱いわけではなく、暗順応の時間が長く掛かるために急に暗くした場合に一時的に見えなくなってしまうだけのようです。ただし、鶏は本当に鳥目なのだとか。
更に、鳥類は紫外線方向の感度がよく、ヒトの見えない紫外線が見えているのではないかと言われています。
恐るべし、鳥の視力!


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