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あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
ボーダーコリーのキャシー
2011年10月21日 (金) | 編集 |
半年で体重を半分に減量した肥満犬

ボーダーコリーのキャシーは、人と同じ食餌(揚げ物やファーストフード、チョコレートなどのお菓子類)を7年間与えられ、ブクブクと太ってしまいました。その体重は9ストーン(1ストーン=14ポンド≒6.35kg、9ストーン≒57kg)にまで膨れ上がり、通常の3倍の体重にまでなってしまいました。

    キャッシー(正面)

キャッシー(横)

愛護団体「ドッグズトラスト」のケニルワース支部に運び込まれた時、キャシーは3分以上歩くことができませんでした。キャシーを持ち上げるのに施設の職員が2人がかりでやっとだったそうです。

施設では厳格な食事管理と運動が行われました。
食餌は1日あたりドッグフードをボウルに2杯に制限されました。7年間ドッグフードを食べたことがないキャシーは当初ハンガーストライキを起こしましたが、空腹には勝てず、とうとう彼女は折れてフードを食べるようになりました。

最初は3分しか歩けなかったキャシーは、二人の職員に支えられて歩いたり、

    キャッシー歩行訓練

ルームランナーも使って、一生懸命歩行訓練を繰り返しました。

    キャッシーとルームランナー

努力の甲斐あって彼女は1日3回の散歩を楽しめるようになったのです。

そして、57kgあった体重はわずか6ヶ月で半分の28kgにまで減りました。

    キャッシー痩せた!

しかし、体重が半分になったとはいえまだ太りすぎには変わりありません。目標体重は20kgだそうです。引き続き厳格な管理が必要です。
また、肥満の人と同様にキャッシーには関節炎や心臓病、肝臓障害のリスクも依然残っています。

キャッシーの新しい飼主が決定していますが 、再び肥満にならないように同施設に隔週1回連れて来なければなりません。


施設のマネージャー、サンドラウィルソンは言います。
"残念なことに、飼主は動物たちが人間であるかのように自分のペットを扱い、間違った食べ物を食べさせ、そして優しさで彼らを殺しているんです。"
'Unfortunately, when owners treat their pets as if they were humans and feed them the wrong food, they're simply killing them with kindness.'

【デイリーメール Online】より

          ◇          ◇          ◇

別の情報によると、元の飼主は老夫婦で、キャッシーが望むままに食べ物を与えていたようです。そしてご自身の病気を機に愛犬を手放すことを決め、ドッグズトラスト ケニルワース支部にキャシーを託したようです。

しかし、見事な太り方です。(;´д`)
これだけ太るのを英語で”balloon”と言うようですが、まさに風船です。

ある人が「動物の肥満は飼主による虐待だ」と言ってましたが、ある意味真実ですね。
欲しいがままに与えるのは決して可愛がっていることにはなりません。

killing them with kindness
とても深い言葉です。

いんちょ 

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テーマ:動物愛護
ジャンル:ペット