2011年08月25日 (木) | 編集 |
ロブスターと伊勢海老の違いをご存知ですか?
ザリガニも、ロブスターも、伊勢海老も、大きな分類でいえば、エビやカニの仲間(エビ目。十脚目)です。
ザリガニとロブスターは大きなハサミを持ち、ザリガニ下目で近縁ですが、伊勢海老はイセエビ下目なので別下目に分類されます。
「ザリガニ」
エビ目(十脚目) Decapoda
ザリガニ下目 Astacidea
アメリカザリガニ科 Astacidae
複数属(アジアザリガニ属、アメリカザリガニ属)
複数種(ニホンザリガニ、アメリカザリガニ 等)
「ロブスター」
エビ目(十脚目) Decapoda
ザリガニ下目 Astacidea
アカザエビ科 Nephropsidae
ロブスター属 Homarus
複数種あり
「イセエビ」
エビ目(十脚目) Decapoda
イセエビ下目 Palinuridea
イセエビ科 Palinuridae
イセエビ属 Panulirus
イセエビ P. japonicus
食材としてはフランス語の"Homard"に由来する「オマール」(オマールエビ)、「オマールロブスター」と呼ばれますね。和名は「ウミザリガニ」なんですと。
ところでアメリカでは、イセエビやアカザエビなども含めた大型のエビ全般をひっくるめて「ロブスター」と呼びます。小型のエビはシュリンプ(shrimp)と呼びます。
ちなみにイセエビ類は英語でスパイニーロブスター("Spiny lobster"、棘のあるロブスター)と呼ぶようです。
さて、そのロブスターですが、通常レストランなどで見かけるロブスターはせいぜい1.25~2ポンド(570~900g)ですが、8月18日付の米「ニューヨーク・デイリーニューズ」紙によると、数週間前にカナダ沿岸で獲れたロブスターはなんと18ポンド(約8.2kg)もあったそうです!

ロブスターの推定年齢は「体重(ポンド)×4+3」という計算式で割り出すそうですが、その計算でいくと、およそ75歳にはなっていると見られています。
あまりの大きさに、このロブスターが運ばれた先の卸売業者が「75年も生きてここまで大きくなったのに、最期が皿の上なんて気の毒だ」という理由から彼の販売を取りやめ(つーか、この巨体を調理できるほどの大鍋を持っている顧客がいなかったとか ^^;)、引き取り手を捜したところ、ニューヨーク水族館が名乗りを挙げたそうです。
現在はその水族館で平穏な暮らしをしているようです。V(°¥°)V フォッフォッフォ
”大ロブスター、皿から救われる”って笑える~(*≧m≦*)
NYDailyNews.com
水族館に行ってキレイな魚やサンゴ礁などを見て「わー!キレイ!」と言ったり、イルカやシャチのショーを見て「キャー!カワイイー!」と叫んだりするのに、タカアシガニやイセエビの水槽の前では「美味しそう・・・」とつぶやくのはどうしてでしょう?
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ザリガニも、ロブスターも、伊勢海老も、大きな分類でいえば、エビやカニの仲間(エビ目。十脚目)です。
ザリガニとロブスターは大きなハサミを持ち、ザリガニ下目で近縁ですが、伊勢海老はイセエビ下目なので別下目に分類されます。
「ザリガニ」
エビ目(十脚目) Decapoda
ザリガニ下目 Astacidea
アメリカザリガニ科 Astacidae
複数属(アジアザリガニ属、アメリカザリガニ属)
複数種(ニホンザリガニ、アメリカザリガニ 等)
「ロブスター」
エビ目(十脚目) Decapoda
ザリガニ下目 Astacidea
アカザエビ科 Nephropsidae
ロブスター属 Homarus
複数種あり
「イセエビ」
エビ目(十脚目) Decapoda
イセエビ下目 Palinuridea
イセエビ科 Palinuridae
イセエビ属 Panulirus
イセエビ P. japonicus
食材としてはフランス語の"Homard"に由来する「オマール」(オマールエビ)、「オマールロブスター」と呼ばれますね。和名は「ウミザリガニ」なんですと。
ところでアメリカでは、イセエビやアカザエビなども含めた大型のエビ全般をひっくるめて「ロブスター」と呼びます。小型のエビはシュリンプ(shrimp)と呼びます。
ちなみにイセエビ類は英語でスパイニーロブスター("Spiny lobster"、棘のあるロブスター)と呼ぶようです。
さて、そのロブスターですが、通常レストランなどで見かけるロブスターはせいぜい1.25~2ポンド(570~900g)ですが、8月18日付の米「ニューヨーク・デイリーニューズ」紙によると、数週間前にカナダ沿岸で獲れたロブスターはなんと18ポンド(約8.2kg)もあったそうです!

ロブスターの推定年齢は「体重(ポンド)×4+3」という計算式で割り出すそうですが、その計算でいくと、およそ75歳にはなっていると見られています。
あまりの大きさに、このロブスターが運ばれた先の卸売業者が「75年も生きてここまで大きくなったのに、最期が皿の上なんて気の毒だ」という理由から彼の販売を取りやめ(つーか、この巨体を調理できるほどの大鍋を持っている顧客がいなかったとか ^^;)、引き取り手を捜したところ、ニューヨーク水族館が名乗りを挙げたそうです。
現在はその水族館で平穏な暮らしをしているようです。V(°¥°)V フォッフォッフォ
”大ロブスター、皿から救われる”って笑える~(*≧m≦*)

水族館に行ってキレイな魚やサンゴ礁などを見て「わー!キレイ!」と言ったり、イルカやシャチのショーを見て「キャー!カワイイー!」と叫んだりするのに、タカアシガニやイセエビの水槽の前では「美味しそう・・・」とつぶやくのはどうしてでしょう?


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