2011年03月02日 (水) | 編集 |
ハチ公は「がん」だった 76年ぶり新たな死因判明 東大研究
東京・渋谷駅前の銅像で知られる忠犬ハチ公の死因が、悪性腫瘍(しゅよう)だった可能性があると、東大大学院農学生命科学研究科の中山裕之教授らが1日発表した。ハチ公の死因はこれまで、寄生虫によるフィラリア症とされていたが、同研究科で保管している保存臓器を顕微鏡などで詳しく調べると、肺と心臓に悪性腫瘍の増殖巣が確認された。
中山教授によると、肺で発生した癌肉腫(がんにくしゅ)が心臓に転移した可能性が高い。また、悪性腫瘍もフィラリア症も症状が重く、どちらも死因となり得たと診断された。昨年暮れに、保存用のホルマリンを入れ替えを行う際に、MRI(核磁気共鳴画像法)撮影と顕微鏡による組織標本観察を行った。
ハチ公は、飼い主の上野英三郎・東京帝国大教授(大正14年没)の死後も帰りを待ち続け、昭和10年(1935年)3月8日に死んだ。命日を前に、飼い主の後輩たちによって新たな死因が判明したことを、天国で喜んでいるかもしれない。

生前のハチ公(秋田犬協会提供)
【msn産経ニュース】 より
◇ ◇ ◇
今までハチ公の死因は「フィラリア症」が定説でした。亡くなった時に解剖したら心臓を肝臓に多数のフィラリア虫が寄生していて、腹水まで貯留していたためです。
上の記事のように今回肺と心臓に腫瘍が見つかりましたが、「フィラリア症」と「腫瘍」はどちらも死因となりえるくらい重症だったようですね。
ほんの20年くらい前、癌よりフィラリアで亡くなるワンちゃんの方がずっと多かったですが、今では逆転しています。20年前にもフィラリアの予防薬はありましたが、飼主さんへの認知度がとても低かったです。
フィラリアは予防すれば100%防げます。
みんなが予防してくれたら、日本からフィラリアがいなくなるんですけどね~。
腫瘍の予防薬はできないかなぁ
ちなみに、飼主の上野英三郎教授はハチ公を30円で買ったとか
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東京・渋谷駅前の銅像で知られる忠犬ハチ公の死因が、悪性腫瘍(しゅよう)だった可能性があると、東大大学院農学生命科学研究科の中山裕之教授らが1日発表した。ハチ公の死因はこれまで、寄生虫によるフィラリア症とされていたが、同研究科で保管している保存臓器を顕微鏡などで詳しく調べると、肺と心臓に悪性腫瘍の増殖巣が確認された。
中山教授によると、肺で発生した癌肉腫(がんにくしゅ)が心臓に転移した可能性が高い。また、悪性腫瘍もフィラリア症も症状が重く、どちらも死因となり得たと診断された。昨年暮れに、保存用のホルマリンを入れ替えを行う際に、MRI(核磁気共鳴画像法)撮影と顕微鏡による組織標本観察を行った。
ハチ公は、飼い主の上野英三郎・東京帝国大教授(大正14年没)の死後も帰りを待ち続け、昭和10年(1935年)3月8日に死んだ。命日を前に、飼い主の後輩たちによって新たな死因が判明したことを、天国で喜んでいるかもしれない。

生前のハチ公(秋田犬協会提供)

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今までハチ公の死因は「フィラリア症」が定説でした。亡くなった時に解剖したら心臓を肝臓に多数のフィラリア虫が寄生していて、腹水まで貯留していたためです。
上の記事のように今回肺と心臓に腫瘍が見つかりましたが、「フィラリア症」と「腫瘍」はどちらも死因となりえるくらい重症だったようですね。
ほんの20年くらい前、癌よりフィラリアで亡くなるワンちゃんの方がずっと多かったですが、今では逆転しています。20年前にもフィラリアの予防薬はありましたが、飼主さんへの認知度がとても低かったです。
フィラリアは予防すれば100%防げます。
みんなが予防してくれたら、日本からフィラリアがいなくなるんですけどね~。
腫瘍の予防薬はできないかなぁ


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