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    ペットと一緒に眠ると病気に!?
    2011年02月04日 (金) | 編集 |
    ペットと一緒に眠ると病気に!?米国では死亡例も報告

    (前略)

    専門家の多くは犬がもたらしてくれる利点を認めてはいるものの、来月米国疾病予防センターから出版予定の研究結果によると、愛犬と一緒のベッドで眠っていると、あなたの健康が著しく害されるというのだ。

    研究結果を執筆した2人の獣医師によるとペットとその飼い主の間で極めて密接な接触コンタクト、例えばベッドを共有する、キスをする、犬になめられるといった行為によって動物原性感染症にかかり、生命を脅かすような伝染病に罹患する可能性があるという。

    犬やネコなどのペットを飼っている人の半分以上が毎晩ペットと一緒に眠っているという調査結果があるが、もしこの研究結果が本当ならば、ベッドにペットだけでなくノミなどの決して一緒に眠りたくない相手も招き入れていることになる。また、上記のような重大な疾病に罹患するリスクは小さく、罹患する可能性が高いのは子ども及び免疫システムが損なわれている人に限られる。

    また研究結果によると、犬より猫の方が悪者だ。最近伝えられたニュースによると、アリゾナ州在住の9歳の男の子が死亡した原因は毎晩ノミだらけのネコと一緒に眠っていたことではないかと推測されている。

    疾病や感染という点に関しては、犬もネコと同程度かもしれない。48歳になるある夫婦は何度もメシチリン耐性黄色ブドウ球菌に感染したことがあり、罹患した原因を調べた医師は原因を毎晩この夫婦が一緒に眠り、キスをし、顔をなめられている彼らの愛犬にあると突き止めた。

    この研究結果が出版されたら面白がるメディアが話に尾びれをつけて大々的に報じて、ペットをベッドから追い出す人々が続出するかもしれない。だがきちんとノミのコントロールをして、犬と接触を持ったら手を洗うなどのケアをしていれば恐れることは何もないのだ

    このニュースの根底にあるのは、ペットが悪者にされる原因は実は根本的な原因は人間にあるということなのかもしれない。

    ペットと一緒に眠ると病気に!?米国では死亡例も報告  【PetPress】より

              ◇          ◇          ◇

    この結論、大好きです。
    普通のことをしていたら、ワンニャンからもらう病気など滅多にありません。
    それより人からもらう病気の方が目茶目茶多いです。

    「犬の回虫が人に迷入すると麻痺や失明するから犬は飼わない方がいい」
    と唱えているのを聞いたことがありますが、あまりの極論に開いた口が塞がりませんでした。
    犬の回虫をちゃんと駆虫して、砂場で遊んだり犬と触れ合ったりした後に、手を洗えばいいことです。
    まさに上の記事の結論のところです。

    私も実はピノとグレースと一緒に寝ています。もちろん特に病気になったりはしていませんが、もし自分が免疫抑制される病気に掛かったり、かなり高齢になったなら、残念ながらピノとグレースとは寝室を別にするでしょう。そんなことで彼女らが悪者になったらかわいそうですから。

    それまでは誰が何と言おうと、一緒に寝るんだい!

    いんちょ 

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    ジャンル:ペット