
ニホンザル大量死 京大で原因を特定
京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)で平成13年から今年4月にかけ、飼育中のニホンザル50頭が原因不明の血小板減少症で死んだ問題で、同研究所は11日、血小板を減少させるウイルス「サルレトロウイルス4型(SRV-4)」が原因だったと発表した。

サルが感染したSRV-4ウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
同研究所によると、死んだサルの血液中の血漿(けっしょう)などを検査した結果、SRV-4を検出。東南アジアに分布するカニクイザルに自然感染しているウイルスで、これまでニホンザルへの感染例は報告されていない。
同研究所ではこれまで、病気のニホンザルとカニクイザルを同じ部屋に収容しており、体力の低下したニホンザルにカニクイザルから感染したと推測。ニホンザルはSRV-4に免疫がなく、このウイルスが血小板の元となる骨髄細胞を傷つけたとみている。
同研究所には14種類約1200頭のサルが飼育されており、うち約770頭がニホンザル。
◇ ◇ ◇
また「レトロウィルス」です。
ウイルスを構成する遺伝子にはDNAとRNAがあります。一部のRNAウイルスは、そのウイルスの遺伝物質であるRNAをDNAへと逆転写して宿主(感染している生物)の細胞内にある染色体に組み込んで増殖するものがあります。このようなウイルスのことをレトロウイルスといいます。
このレトロウィルスには「人エイズウィルス」「人成人Tリンパ性白血病ウィルス」「猫エイズウィルス」「猫白血病ウィルス」などが含まれます。
変異が激しいなどの理由でワクチンの開発がとても難しいウィルスです。
サルの致死ウィルスは怖いです。(>_<)
エボラ出血熱もエイズもサルのウィルスが突然変異したものと言われています。
どうかこのウィルスが人への感染が起こる前に駆逐されることを祈ります。

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京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)で平成13年から今年4月にかけ、飼育中のニホンザル50頭が原因不明の血小板減少症で死んだ問題で、同研究所は11日、血小板を減少させるウイルス「サルレトロウイルス4型(SRV-4)」が原因だったと発表した。

サルが感染したSRV-4ウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
同研究所によると、死んだサルの血液中の血漿(けっしょう)などを検査した結果、SRV-4を検出。東南アジアに分布するカニクイザルに自然感染しているウイルスで、これまでニホンザルへの感染例は報告されていない。
同研究所ではこれまで、病気のニホンザルとカニクイザルを同じ部屋に収容しており、体力の低下したニホンザルにカニクイザルから感染したと推測。ニホンザルはSRV-4に免疫がなく、このウイルスが血小板の元となる骨髄細胞を傷つけたとみている。
同研究所には14種類約1200頭のサルが飼育されており、うち約770頭がニホンザル。
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また「レトロウィルス」です。
ウイルスを構成する遺伝子にはDNAとRNAがあります。一部のRNAウイルスは、そのウイルスの遺伝物質であるRNAをDNAへと逆転写して宿主(感染している生物)の細胞内にある染色体に組み込んで増殖するものがあります。このようなウイルスのことをレトロウイルスといいます。
このレトロウィルスには「人エイズウィルス」「人成人Tリンパ性白血病ウィルス」「猫エイズウィルス」「猫白血病ウィルス」などが含まれます。
変異が激しいなどの理由でワクチンの開発がとても難しいウィルスです。
サルの致死ウィルスは怖いです。(>_<)
エボラ出血熱もエイズもサルのウィルスが突然変異したものと言われています。
どうかこのウィルスが人への感染が起こる前に駆逐されることを祈ります。


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