
子供の頃から記憶力が悪く、記憶しなければならない教科(国語、社会、英語)は苦手でした。
なので必然的に理科系に進んだのですが、その中でも記憶が頼りの専門職になってしまいました。
しかし、興味のあるものは憶えられるんですね。
まあ、それが記憶の面白いところです。
世の中には記憶力が凄い人がいます。
自閉症や知的障害者で、人とのコミュニケーションが上手に取れないけれど、一度見た風景を正確に描けたり、一度聴いた曲を間違えずにピアノで再現したりする人たちをサヴァン症候群といいます。
しかし、知的障害でも自閉症でもないのに恐ろしく記憶力がいい人がいます。
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドに住むリック・バロンさんは世界で4人しかいない超記憶症候群(Hyperthymestic Syndrome)の1人です。

13歳の誕生日から今までにあったことを、事細かに全部記憶しているというから驚きです。
本・新聞などで読んだことや、人から聞いたこと、見たこと聞いたことは全部憶えています。ですから、家の中にはカレンダーや紙、メモ用紙などは置いてないんだそうです。必要ないとか。。。。
クイズは大の得意で、今までに沢山の賞金を稼ぎました。
普通なら段々記憶が薄れていきますが、リックさんは10年前のことも20年前のことも、昨日のことのように覚えています。なので懐かしいという感覚が無いそうです。
(おそらく、私が憶えている昨日の事よりよほど鮮明に20年前のことを憶えています ^^;)
リックさんの記憶の特徴は、物事と日付を同時に記憶する反面、感情が伴わないのだそうです。
例えば「2010年10月17日に箱根に行ってススキ野を見てとても感動した」ということを、普通の人は10年後には「箱根に行ってススキ野を見てとても感動した」ことは憶えていても、「いつだった?」のか思い出せません。でも、リックさんは「2010年10月17日に箱根に行ってススキ野を見た」のは憶えていますが「とても感動した」ことは忘れてしまいます。
なんか不思議な感じですね。
ところがアメリカのもう一人の超記憶症候群の女性は感情も鮮明に憶えていて忘れられないといいます。
ロサンゼルスに住むジル・プライスさんは「私の記憶はありがたいものではなく呪いのようなものだ」と言っています。
普通なら忘れてしまう、あんな悲しいことや、こんな恥ずかしいことをいつまでも忘れずに鮮明に蘇ってきます。
そして、更に思い出したくないようなことを次から次へと思い出してしまう「記憶の暴走」も起きるのだそうです。
それはそれは恐ろしい苦しいことだそうです。
なので今では取材は一切お断りしているようです。
「忘れる」ということは脳の大事な能力の一つなのだとか。
最近物忘れが酷くなってきて嘆いていましたが、ある意味とても幸せなことなのかもしれません。
私は幸せ者だぁ~( ̄▽ ̄*)。oO○ぽわわ~ん
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なので必然的に理科系に進んだのですが、その中でも記憶が頼りの専門職になってしまいました。
しかし、興味のあるものは憶えられるんですね。
まあ、それが記憶の面白いところです。
世の中には記憶力が凄い人がいます。
自閉症や知的障害者で、人とのコミュニケーションが上手に取れないけれど、一度見た風景を正確に描けたり、一度聴いた曲を間違えずにピアノで再現したりする人たちをサヴァン症候群といいます。
しかし、知的障害でも自閉症でもないのに恐ろしく記憶力がいい人がいます。
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドに住むリック・バロンさんは世界で4人しかいない超記憶症候群(Hyperthymestic Syndrome)の1人です。

13歳の誕生日から今までにあったことを、事細かに全部記憶しているというから驚きです。
本・新聞などで読んだことや、人から聞いたこと、見たこと聞いたことは全部憶えています。ですから、家の中にはカレンダーや紙、メモ用紙などは置いてないんだそうです。必要ないとか。。。。
クイズは大の得意で、今までに沢山の賞金を稼ぎました。
普通なら段々記憶が薄れていきますが、リックさんは10年前のことも20年前のことも、昨日のことのように覚えています。なので懐かしいという感覚が無いそうです。
(おそらく、私が憶えている昨日の事よりよほど鮮明に20年前のことを憶えています ^^;)
リックさんの記憶の特徴は、物事と日付を同時に記憶する反面、感情が伴わないのだそうです。
例えば「2010年10月17日に箱根に行ってススキ野を見てとても感動した」ということを、普通の人は10年後には「箱根に行ってススキ野を見てとても感動した」ことは憶えていても、「いつだった?」のか思い出せません。でも、リックさんは「2010年10月17日に箱根に行ってススキ野を見た」のは憶えていますが「とても感動した」ことは忘れてしまいます。
なんか不思議な感じですね。
ところがアメリカのもう一人の超記憶症候群の女性は感情も鮮明に憶えていて忘れられないといいます。
ロサンゼルスに住むジル・プライスさんは「私の記憶はありがたいものではなく呪いのようなものだ」と言っています。
普通なら忘れてしまう、あんな悲しいことや、こんな恥ずかしいことをいつまでも忘れずに鮮明に蘇ってきます。
そして、更に思い出したくないようなことを次から次へと思い出してしまう「記憶の暴走」も起きるのだそうです。
それはそれは恐ろしい苦しいことだそうです。
なので今では取材は一切お断りしているようです。
「忘れる」ということは脳の大事な能力の一つなのだとか。
最近物忘れが酷くなってきて嘆いていましたが、ある意味とても幸せなことなのかもしれません。


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