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    あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    マイクロチップ
    2010年10月03日 (日) | 編集 |
    皆さんはマイクロチップをご存知ですか?

    microchip2.jpg

    microchip.jpg
      マイクロチップは、左写真のようなわずか長さが数mm
      の細長いチップです。
      注射器で皮下に埋め込む動物の身分証明書です。
      万一迷子になってもマイクロチップがあれば
      飼い主が確実に分かります。
      迷子の動物にマイクロチップリーダーを当てると、
      世界に1つだけの数字が表れます。
      その数字を動物ID普及推進会議(AIPO)に問い合わせると
      飼い主が分かる仕組みです。


    ウチの子は大丈夫!
    と思っていても、いつ離れてしまうか分かりません。また、大災害の時には不可抗力で行方不明になってしまうこともあります。
    そんな時にマイクロチップが入っていれば愛するわが子が戻ってくるのです。

    そして、捨て猫捨て犬を無くす試みとして、ペットショップで売る時に「全部のワンニャンにマイクロチップを入れたらどうか」というアイデアもあります。
    飼うからにはそれくらいの覚悟を持ちなさいというアピールにもなります。

    施術はとても簡単です。
    少し太めの注射針を刺してチップを挿入するだけです。
    ちなみにウチのインディとピノとグレースは入れました。
    インディとピノは餌を前にして「マテ」させている内に挿入したら、気づきませんでした。
    グレースは・・・・・少し怒りました。(保定していた松尾さんの手に歯型が・・・)


    ところが、このマイクロチップには落とし穴がありました。

    ある人が、ある時ウィペットを保護しました。筋肉モリモリではない普通のウィペットです。
    そして調べてみたら、その子にはマイクロチップが入っていました。
    「それじゃあすぐ飼い主が見つかるね」
    と思っていましたが、問い合わせてみたら登録されていた飼い主はその登録された住所のところには居なかったのです。
    元々居なかったのか、引っ越してしまったのか分かりません。
    結局そのウィペットは保護した人が飼っています。

    マイクロチップを入れようが入れまいが、捨て犬捨て猫の抑止にはなり得ない、結局は飼い主の心掛け次第だということです。
    また、引越しをした時に、AIPOの登録住所も変更しなければいけない、ということです。

    さて、これがそのウィペットちゃんです。

         アンジー

         アンジー1

         アンジー1 (1)

    アンジーと名付けられてとても可愛がられています。
    「アンジェリーナ・ジョリーみたいでしょ?」
    と新しい飼い主が言うので
    はいはい」 ( ̄。 ̄*)
    と二度も賛成してあげました。

    エライでしょ?


    いんちょ

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    テーマ:犬猫のいる生活
    ジャンル:ペット