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    あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    居候の紹介(マー)
    2010年05月07日 (金) | 編集 |
    2003年1月のある日
    「ネコが道端で七転八倒して苦しんでいる!」
    と運ばれてきました。
    黒トラ長毛のオスの成ネコです。
    病院に来た時には苦しんでいる様子はありませんでしたが、
    歩くとヨロヨロしていました。
    30cmくらいの段差を登るのにも苦労しているような状態でした。
    採血したりレントゲンを撮ったりしましたが、
    異常は認められませんでした。
    餌をあげれば食べますし、便も正常。
    なぜ七転八倒していたのかが全く不明です。

    しばらく預かって様子を見ていましたが、
    段々ふらつきも無くなり、高いところにもジャンプできるようになってきました。
    栄養不良だったのかもしれません。

    元気になったので連れてきた人に連絡しましたが、
    「ウチでは飼えないから、飼ってくれそうな人を探します」
    とおっしゃる。 あ~あ、やっぱり。
    最初の1週間は度々様子を見に来ていましたが、
    やがて来なくなりました。
    |ヽ(_ _;)がっくり

    助けたい気持ちは痛いほど分かりますが、その後どうするかまで考えていただきたい。
    あなたは助けたつもりになっていますが、責任を人に押し付けただけですよ。
    つまりは捨てた人と変わりが無いってことですよ。
    そうして動物病院には行く先の無い長期預かりが増えていくんです。

    動物病院は中途半端な愛情の吹き溜まりです。


    私たちはこのネコを”マー”と名付けました。
    知り合いのネコの”マーちゃん”によく似ていたからです。スミマセン。
    ふらついていた頃は、採血もできたし、レントゲンを撮る時も協力的でしたが、
    元気になってきたら、採血どころか触られるのも嫌がるようになり、
    手を出すと「シャーッ」と威嚇し、ネコパンチも炸裂するようになってしまいました。
    そんなマーでしたが、唯一心を許すものがありました。
    スリッカーブラシです。
    slicker.jpg  slicker (1)
    シャーシャー怒っているマーにブラシを当てると
    大人しくなるばかりか、身体をすり寄せてくるのです。
    普通長毛種はブラッシングを嫌うんですけどね~。

    預かり(あくまでも預かりです!)始めてもう7年になりますが、
    最近では以前よりかなり触らせてくれるようになりました。
    それでも相変わらず気に入らないとパンチや牙が飛んできます。
    気分屋で怒りっぽいのですが、
    ふさふさの長毛はちょこんと座っている姿がとても優雅ですね。

    まーにん

    いんちょ

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    テーマ:猫のいる生活
    ジャンル:ペット