あい動物病院の周りで起こった出来事や、気になるニュース、趣味のこと、思ったことなどを 気の向くままのんびり書いていきます。
    忘れちゃうくらい
    2017年09月01日 (金) | 編集 |
    股関節脱臼の手術をしたワンちゃん、

    オペ前
    オペ前2
    手術前

    見事に左の股関節が外れています。

    オペ後
    オペ後2
    手術後

    無事手術は終了しました。

    そしてそのワンちゃんが昨日、抜ピンに来ました。

    抜ピン前
    抜ピン前2
    抜ピン前

    ズレも不安定感もありませんからピンを抜きます。

    抜ピン後
    抜ピン後2
    抜ピン後

    大変綺麗に治りました。
    このまま再脱臼や反対側の脱臼が起きませんように!

    ところでこのワンちゃんは、脱臼整復手術は5月に実施しました。
    通常抜ピンは施術後1~1.5か月で行いますが、ワンちゃんがあまりに普通に歩いているので、飼い主さんが手術したのを忘れてしまっていたそうです。
    3か月以上経ってからふと思い出したそうで慌てて予約の電話をしてくれました。

      手術をしたのを忘れちゃう

    美しい言葉ですね~。・:*:・(*´∀`*)ウットリ・:*:・

    いんちょ

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    歯石取りはお早めに
    2017年08月12日 (土) | 編集 |
    先日ワンちゃんの歯石取りのご依頼がありました。
    まだ4歳のワンちゃんですがほんのり歯石が付いていました。

    右上
    右上顎

    右上P4
    右上第3第4前臼歯と第1後臼歯

    左上
    左上顎

    左上P4
    左上第3第4前臼歯と第1後臼歯

    いつももっとガッツリ大量に歯石が付いている状態の歯石取りをしているので、これ位だと綺麗に見えちゃいます。(*^。^*)

    でも、歯石を取ってみると、

    処置後右上
    処置後右上顎

    処置後右上P4
    右上第3第4前臼歯と第1後臼歯
    歯茎の発赤がみられる

    処置後左上
    処置後左上顎

    処置後左上P4
    左上第3第4前臼歯と第1後臼歯
    歯茎の発赤と第4前臼歯と第1後臼歯の間に歯肉の増生がみられる

    歯周ポケットは深くなっていませんでしたから歯根は健康ですが、もう既に歯肉の炎症が始まっています。
    ということは歯石取りは今が限界で、これ以上置いておくと歯周病が進んでしまうってことです。

    まだまだ大丈夫と放っておくと歯がガタガタになってしまいます。
    歯石取りはガッツリ溜まる前に取りましょう。


    あ、
    歯石取りより、歯石が溜まらないように歯磨きで予防するのが一番ですよ!

    いんちょ

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    重症熱性血小板減少症(SFTS)について
    2017年07月26日 (水) | 編集 |
    先日、大変気になるニュースが報道されました。

    ◇          ◇          ◇

    野良猫にかまれ感染か
    SFTSで50代女性死亡

     厚生労働省などは24日、野良猫にかまれた50代女性が昨夏、重症熱性血小板減少症候群SFTS)に感染し、死亡していたと明らかにした。マダニが媒介する感染症として知られるSFTSだが、今年に入りペットの猫や犬からのウイルスの検出事例もあり、厚労省は注意を呼びかけている。
     厚労省や国立感染症研究所によると、西日本に住む女性は、衰弱した野良猫にかまれた後にSFTSを発症し、その後亡くなった。SFTSに猫が感染していたかどうか確認はできていないが、猫には血小板の減少などSFTSとみられる症状があった。また女性はマダニにかまれておらず、猫にかまれて発症した可能性が高いとみられる。これまでに哺乳動物から人への感染は例がない。
     厚労省によると、飼育する猫や犬がSFTSを発症するのはまれ。野生動物との接触を避け、ペットがマダニにかまれないよう、ペット用の駆除剤を使うことや、犬や猫が体調不良の際には動物病院を受診することを勧めている。
     同省によると、SFTSウイルスを保有するマダニは地域や季節によるが、高くて数%。SFTSは発熱や全身の倦怠(けんたい)感などが出て、重症化すると死亡することもある。日本では2013年1月に初めての患者が確認されて以降、西日本を中心に毎年60人前後の患者が報告され、その約2割が亡くなっているという。

    「朝日新聞 DIGITAL」 より

    ◇          ◇          ◇

    このニュースには不明・推測が含まれています。
     ・衰弱していた野良猫がSFTSに感染していたのかどうか不明
     ・亡くなった女性の感染源がその野良猫なのではないかと推測
    真相解明が待たれるところですが、とりあえずマダニには要注意です。

    しかし・・・(´д`;)
    マダニ寄生の野良猫に噛まれてSFTS感染で死亡」となると犠牲者最有力候補は餌やりオ〇サンと獣医師ですねぇ。
    今までは猫に噛まれた時に気を付けなければならないのは化膿と猫ひっかき病ぐらいでしたが、SFTSはヤバいです。
    これから野良猫さんを扱う時には防護用手袋が必須ですよ。

    ところで・・・
    こういうニュースが流れると「猫に噛まれてSFTS」と要約曲解をする人が出てきますが、あくまでも感染の大元はマダニです。
    マダニに噛まれなければウィルスを持っていることはありませんから、マダニ対策がSFTS予防の柱です。

    ニャンコは屋内飼育、外出するワンニャンはしっかりマダニ予防をして、野良猫さんには安易に手を出さないでください。

    ◆厚生労働省HPの重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&Aもご覧ください。

    いんちょ

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    テーマ:気になるニュース
    ジャンル:ニュース
    ドリアンのような結石
    2017年07月07日 (金) | 編集 |
    小型犬(パピヨンさん)の膀胱結石の摘出手術をしました。
    術前の検査で大きめの豆型の結石を1つ確認。

    出てきたのは・・・

    ドリアン結石 (1)

    ドリアン結石 (2)

    ドリアンのようにトゲトゲだらけの結石でした。
    このトゲトゲが膀胱粘膜に刺さっていて、剝がしながらの摘出でした。
    (>_<)痛そうー!!

    割ってみると

    ドリアン結石 (3)

    ドリアン結石 (4)

    黒い核に細長い水晶が並んで生えているような・・・。

    これは痛かったでしょうね。
    傷が治ったらすっきりするよ~。

    いんちょ

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    子宮蓄膿症の子宮から
    2017年07月05日 (水) | 編集 |
    他院さんからのご紹介で、子宮蓄膿症のワンちゃんが来院されました。
    食欲が無くて元気も無いとのこと。
    内科治療で改善しなかったので手術をご希望です。

    血液検査で若干の脱水はありますがその他にはそれほど異常はみられません。
    それならば点滴をしながら早めに手術をしましょう、とお預かりしました。

    麻酔をしていつものように卵巣と子宮を摘出します。
    すると子宮の中に何やら豆粒サイズの遊離物が4つもありました。

    モザイク
    (クリックするとモザイクの無い画像が見えます)

    なんだこれ?
    こんなの初めて。

    子宮を切開して出してみると、

    子宮内異物 (1)

    膿の中に↑こんなのが埋もれていました。
    石というほど硬くなく、丁度煮豆のような感じで、指で摘まむと潰れます。
    中身を確認しても無構造の塊でした。

    恐らく長い時間をかけて、子宮内の粘膜やら血液やらが固まって塊になって、それが排出されずに子宮内に留まってしまったのでしょう。
    もしかしたらそれが子宮蓄膿の原因になったのかもしれません。

    何年やっても色々な初経験ができますね~。

    いんちょ

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